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些細なご褒美

寒かったり、少しだけ暖かかったり。春はまだ先な気もするけど、三寒四温をほんの少しだけ感じるのはわたしだけ?例年より寒い日が少ない気がするんだけど。

些細なご褒美

たぶん「わたし2024」とかのプロフィールに書いている気もするけど、わたしが美容室に行くタイミングは年に2回だ。一度は冬から春になるタイミング(たいてい2月末か3月末)、もう一度は夏から秋(たいて8月末)になるタイミング。

髪を染めていないのでカットだけ、しかもセミロング〜ロングの長さで彷徨っているので、こまめに行く必要を感じないせいだ。

いまは、下ろすと鎖骨の付け根から下10cmくらいまである。大学3年生の時に、ものすっごく久しぶりに作った前髪もある。今それをどうするか、毎日3分くらい考えている。


わたしはたぶんショートよりもロングの方が似合うし、実際ロングの自分の方がすきだ。不器用なのでヘアアレンジはたいしてできないけれど、オペに入る時とか、最近研究室に出入りするようになってから数回足を運んでいるアニマルセンター(実験用のねずみとかがいる建物)に入る時とかは、髪キャップをかぶらなきゃいけなくて、ポニーテールにしていても結局お団子にしないといけない。

それなら、わざわざショートにして鬱陶しいなって感じるよりも、長い髪のほうがいいんじゃないかなと思うのだ。(ショートの人に対する、めちゃくちゃ偏見です)


前髪に関しても、作ってから2年をちょうど経過しようとしているが、正直、飽きた。前髪がない時期の方が人生で長いので、そういうのもあると思うし、上記の理由で邪魔だなと感じることもあり、伸ばしてしまおうかなと画策している。


今日の朝、すこし時間があったので、ホットペッパービューティーを開いて、予約だけ入れてしまった。大学2年生くらいからずっと通っている美容室で、美容師のお姉さまとの会話を楽しみに毎回行っている。

わたしは男の人に髪の毛を触られるのがあまりすきじゃなくて、なるべく女性の美容師さんがよかった。

さらには、髪を切ってくれる間の話がポップすぎても疲れちゃうし、いちいち自己紹介するのも面倒で、さらには医学部って言った後「すごいね」と言われて「いや…入るためにめちゃくちゃ勉強頑張りました」と言うのも疲れちゃうので、あまりそういうのを気にせず通える場所を探していたところ見つけたのが、ずっと通っている美容室だ。


お姉さまにはわたしより10歳くらい年下の息子さんがいて、多分息子さんのことをめちゃくちゃかわいがってる。わたしの地元で働いていたこともあるらしい。わたしの来店したカルテをいつもちゃんと読んできてくれていて、研究とか実習の話をした次の回には「最近研究/実習どう?」と聞いてくれる。彼氏の話を聞いてきたりしない。将来のことを応援してくれる。

明るくて、快活で、美容師というお仕事にプライド持ってらっしゃるのがビシバシ伝わってくる。めちゃくちゃかっこいい。


こういう女性になれたらいいなっていう、わたしの理想のお仕事姿をしてる。

医療関係じゃない人と話すのって結構貴重だ。自分の周囲があまりにも狭い世界すぎる。美容師のお姉さまに会う時間は、わたしの世界を少しでも広げ、いつもよりも自由に会話できる空間なのだ。ともおもう。

あと何回行けるかな。

本当は、卒業式の髪の毛もお願いしてみたかったけど、袴をお願いするタイミングでヘアセットもメイクも付けちゃったから叶わなさそう。でも、すごくすきな美容師のお姉さまだから、最後ご挨拶行けたらいいなって思う。話していてストレスなく気持ちのいい人に巡りあうってなかなかあることじゃないから、貴重なご縁だよなあ。

ひとまず、「髪の毛5cm切ってください!前髪は伸ばそうと思ってるんですけど、いい伸ばし方ありますか?」て言おう。

エッグタルト


すきな人からもらったエッグタルトを食べた。

わたしは作ったお菓子(特に、作るのが得意なタルト)を部活の同期に配ることはあっても(本当に何回も食べてもらった、ありがたい)人からもらうことはあまりなくて、だからものすごく新鮮だった。

タルトは、年に数回、主に自分のために業者のように焼くのだけど、エッグタルトを食べたことはあまりなくて、正直目の前にあるこのエッグタルトが王道の味をしているのかわからないまま、「タルトとエッグタルトは違うんだなぁ」と思いながら食べていた。


パイみたいな感じであってますか…?卵の感じがあまり強くなかったのはそのお店の特徴だと解釈してるんですけど、塩気があるのは王道パターンですか?

もうちょっとエッグタルトを食べておけばよかったな。そしたら、このお店のエッグタルトにはどういう傾向があって、どういうふうに美味しいのかを相対的に判断できたのに。人生経験不足。

さらに言うと、そのお店を探そうと思って、すきな人が「○○の近くに新しくできたんですよ」と言っていたあたりをGoogleマップで探してるのだが、わたしの調べかたが下手すぎてどうにも辿り着けなくて困っている。

恐れ入りますがGoogleマップさん、そのお店、表示してくれませんか?わたしには何回見ても、その辺りの飲食店は居酒屋2軒しか見当たらないんです。どうかお願いします。


アニメ進捗

スラムダンク

いまわたしに、下記の「進撃の巨人」ブームが来ているので、最近進められてないけれど、51話まで見た。51話というと、海南戦が始まったところ。

試合の途中なので、展開を忘れちゃう気がしてちょっと怖い。久しぶりに見た時に、えーっとなんだっけ、てなりそう。気をつけなくちゃ。

進撃の巨人

わたしは医学部に入るまで、医療ドラマの手術シーンが見れなかった。人の肌を切るっていう行為そのものが怖かったのだ。それに加えて、アニメでもドラマでも、残虐なシーンをなるべくなら見たくなかった。

だから、高校生のときに放送され、流行っていた「進撃の巨人」も見れないと思っていた。骨格に筋肉が剥き出しの状態で貼り付いているようなビジュアルが受け付けなかった。


でもこの間、わたしのすきな人に「よく進撃の巨人のサウンドトラックを聴いている」と教えてもらった。(あと、踊る大捜査線のサントラと、星のカービィの曲(?)も聞いてるらしい。なかなか珍しい人だと思う。)

怖いシーンはなるべくなら見たくないけど、すきな人との話題になるなら少しくらい気持ち悪くても見れるかもしれないと思って、先週末から「進撃の巨人」を見始めた。


おもしろい。


進撃の巨人だけじゃなくて、スラムダンクとか、コロナ禍における「愛の不時着」とかと同様に、わたしは世の中より一回り以上流行りに乗るのが遅いので、いまさら周りに「進撃の巨人、見てるんだ〜」と言いづらいけれど、そんなこと抜きにして、おもしろい。もっと早くに見ればよかった。

この先どうなるんだろうって考えるし、これってどういうことなんだろうっていまも考えてる。というか、話せる人としてすきな人がいる。わざわざ探さなくていいって、楽。愛の不時着の時は、流行が落ち着いた頃に視聴して、あの感動を誰にも話せないまま日記に閉じ込めてしまったから。


正直、人がいなくなってしまうシーンはやっぱりすきじゃない。名前を覚えたばかりの人、もしくは名前も知らない人たちがいなくなるのが、ずっと嫌だ。それは20話近く見た今でも変わらない。血もドバドバ出るし、食べられたりもしてる。かわいくは、ない。

でも、「すきな人と会話するため」なんていう浅はかな理由が霞むくらい、わたしはいま進撃の巨人にはまってる。おもしろいっておもう。


見始めたばかりの頃、もらったエッグタルトのお礼ついでに、3話まで見たよと伝えたら、わたしが今まで血飛沫系のアニメやドラマが苦手だったという話をしていたのもあって、怖くないですかと心配してくれた。その後も、ぜひはまってください、考察おもしろいので語りましょうと言ってくれた。いい子すぎる。


彼は2月の真ん中くらいまで試験があるようで、急いで見る必要がないのが助かった。自分の生活スタイルを変えてまで見るつもりはない。だけど、時間はある。ちょうどよかった。

この先どうなるのかなあ。

話のテンポが早いので、すきなキャラクターを見つける余裕がなくて、すこし落ち着いたと思ったらまた巨人が出て来て感情が毎回迷子になる。作品そのものはおもしろいけど、やっぱり怖いシーンは得意ではないな。

すこーーしだけテンポを落として、同僚(元同級生)との穏やかな会話とか見せてくれたら、「あ、このキャラいいかも!」となるのかもしれないけど、たぶんそんなシーンはないだろうなぁ。いや、いいんだけど。そういうアニメだし。

すきなキャラ、見つかるかな。

進撃の巨人は人気作だったから、高校生の頃、まんがだけじゃなくてアニメを見ていた人たちが周りに何人もいた。いま、あの頃に戻って同級生たちと会話したいな。元気にしてるかな。




と思っていたら、今週末のバイトのシフトに、すきな人の名前があって驚き。試験期間だけど、すこし余裕あるのかな。働いて、えらいね。

(バイト先は、わたしの所属している部活の学生に代々受け継がれている神社。バイト生はうちの部活の人間しかいないので、シフトに入ると絶対に先輩か同期か後輩に会えます)

というわけで、急遽やるべきことが増えてしまった。まず、この間お薦めしてくれた、わたしの近所のお店で買える洋梨のタルトを購入し、食べること。そして、進撃の巨人のシーズン1を最後まで見ること。

進撃の巨人については上記の通り、話題の一つとして持っていきたいし、洋梨のタルトに関しては、先日プロフィール帳を交換した日まですこしだけ遡る。


わたしがすきな果物は和梨だという話をしたら、「洋梨ですけど、△△で売ってるタルト美味しいですよ」とお勧めしてくれて、2日後くらいに「19:00すぎてもまだ売ってました」て写真付きで連絡くれたの。食べたら感想言うねと言っていたから、せっかく会うんだから直接言わなくちゃ。

買いに行きます。


なんか、シフト表にすきな人の名前見ただけで「え、どうしよう。いるんだけど」と思ったけど、冷静になってみたら、別にどうもしなかった。普通にバイト行くだけだし、おはようって言って、またねって帰るだけだった。

大丈夫、できる。にこにこしておけばいいし、何よりそれはわたしの十八番すぎる。

すきだって言う必要ないんだから。すきだなあって思いながら見ていれば幸せなんだから。


この土日、2日とも会えるし、2日とも最後の時間までなので(他の人ももちろんいるし、その人たちに会えるのもすっっごく楽しみ)途中まで一緒に帰れるのがうれしいな。あと数日、これを楽しみにして生きるの頑張れそう。

ただ、意図せず、4週連続で週末に顔合わせてるの心臓にわるいな。昨年末、カニパーティーにわくわくしていた時は、そこで会うだけのつもりだったのに。



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