201230-式根島-宿 たたき汁
お世話になった民宿での朝食。朝から魚や地の食材を使っていて 島の食を楽しんでいる。
女将さんにきいたところ、たたき✳︎はお手製だそうだ。
通常は、トビウオ(白身)とムロアジを使うのだが、今年はトビウオが獲れてない。そこで、女将さんは、トビウオの代わりにイサキ(白身)を使っている。
魚をすり身にするさいは、先ず フードプロセッサーで大体刻んだら 餅つき機で捏ねている。あの弾力、、はこうやって生まれるのか、、。
味付けには、みそ、しょうが、砂糖を使う。
具には、玉ねぎと人参のみじん切りを使っている。
たたきは、味噌汁に入れるのが最もお手軽だとか。
確かに、たたき揚げ✳︎は脂であげるんだもんな。練り物のうまみに、油のコクが加わり満足の一品である。
味噌汁にすると、団子を大きくすることで食感と満足感が生まれ、何より汁にほどよく出汁が染み出す、、。極め付けは、明日葉である。魚介の味わいにセリ科の明日葉が加わり、バランスが整う。
郷土の味を通じて、土地や歴史を知り、人とつながる。郷土料理は面白い。