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【週末投稿】つれづれ有用植物#276(ミカン科ミカン属コブミカン)

マレーシア原産の柑橘で耐寒性はレモンより劣りますが、日本では関東以西で冬季の下や雪に遭わなければ屋外で栽培が可能です。
バイマックルー、カフィアライムとも呼ばれます。

葉はさわやかな香りがあり、煮込み用料理に利用されます。

【コブミカンの葉とレモングラス】

日本のミカン類に比べて、葉の基部にある翼葉と葉身の大きさがほぼ同じであり、そのために葉が二つ連なっているように見えます。

葉はクルウングと呼ばれるペーストのベースとなり、タイ料理、ラオス料理、カンボジア料理で広く使われます。タイ料理ではトムヤンクンやグリーンカレーなどに使われます。乾燥保存すると風味が落ちるので、冷凍保存がおすすめです。

【グリーンカレー】
【トムヤンクン】

■市販のカレーペーストでドゥワンチャンの味に!(6分強)
Thaifood Duangjan Itoshima 様

■トムヤムクン【タイ料理レシピ】(8分強)
IKIPAPA Kitchen - シキパパキッチン 様

裏庭の灌木としても広く栽培されています。

5~6月頃から白い花が咲き、7月頃からグリーンの実を付けます。
花は直径1.5cm程度と小さく、香りも少なめです。花弁は4枚から5枚です。

緑色の実はそのごつごつとした外観とおよそ4cmほどの小さなサイズが特徴です。果肉は独特の匂いのため食用にすることはまれで、果皮を薬味とする他、お酒の香り付け、髪の香油の代わりや石鹸の代用として頭髪や体を洗うのに用いられます。また薬用としても腹痛や頭痛、小児の虫下しに用いられます。

11月中旬~12月頃から熟して少し黄色く色付き香りが少し抜けます。

■Ultimate Guide to Makrut (kaffir) Lime Leaves - Hot Thai Kitchen(7分弱)
Pailin's Kitchen 様

■How different between lime and kaffir lime(3分弱)
Asia Scenic Thai Cooking School 様

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