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【週末投稿】つれづれ有用植物#204(アカネ科ヤエムグラ属:ヤエムグラ)

日本では雑草とされて見向きもされない事が多い草ですが、海の向こうでは立派なメディカルハーブとして利用されているのが、このヤエムグラ(八重葎)です。ヨーロッパやアフリカが原産の越年草で、北米/ヨーロッパ/オーストラリアの道端でも見ることができます。「クリバース」とも呼ばれます。

「くっつき虫」
とも呼ばれていて、葉の部分を服にペタッとくっつけて遊ばれていました。葉は線形、茎には刺があり、葉の脇に黄緑色の4弁花をつけます。

【ヤエムグラの花】

果実は球形で 2分果(2個くっついています)で花期は 5月~6月 です。
花は小さく注意して見ないとほとんど分からず、余りにも目立たない存在です。

【果実】

春の若芽が優れた浄化強壮薬として用いられてきた歴史があります。
クリバースは利尿作用に優れ、腎機能を促進し、老廃物や毒素の排泄を促し、炎症の緩和、洗浄効果が高い薬草として、何世紀にもわたって伝承医学に中で伝えられてきたハーブです。新芽を食用にしたり、コーヒーの代用として種子を利用できるそうです。

■【雑草活用】その雑草駆除少し待って!知ると得する万能「ヤエムグラ」(4分弱)
マーリン / ハーブ美容家 様

■参考
松江の花図鑑 
ヤエムグラ(八重葎)
ミニマム暮らし 
ヤエムグラ(八重葎)
Timeless Edition 
クリバースの効果効能


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