【週末投稿】つれづれ有用植物＃188（マメ科クズイモ属：ヒカマ）
海外旅行へ行くと、日本では見たこともない根菜類に出逢う事が多いと思います。そんな根菜の一つに、メキシコ原産の「ヒカマ」という植物があります。マメ科の多年草で先住民族の伝統的な野菜なのだそうです。
メキシコでは他の野菜や果物と共に使用する野菜として非常にポピュラーで、サラダに入れて食されたり、炒め物やスープに使用されたり、健康的なおつまみとして、カットしてサルサに浸けて食されています。
日本の食材として滅多にお目にかかれない食べ物ですが、沖縄などで一部栽培されており、通販などで手に入れる事ができます。
最近では種も入手する事ができるので、PinguBanana はさっそく植えてみる事にしました。
「マンゲーウ・クズイモ・ヒカマ・ヤムビーン」という名前で検索すると見つかると思います。
ただし注意頂きたいのは「マメ科」の植物は基本的に人間にとって毒になる成分が含まれているという事です。
ヒカマの葉や蔓など塊茎部以外の部分や、特に種子には多くロテノンが含まれています。塊茎にも多少は含まれているそうですが、ロテノンは消化器官からは吸収されにくいので人が死に至ることは稀です。しかし中毒を起こしたケースもしばしば報告されているので、むやみに根塊以外は食べない様にしましょう。
■ヒカマの育て方 １分３０秒弱（英語）
Asian Garden 2 Table 様
■参考
・アメリカごはん～田舎町でのステキな生活～
ヒカマ（Jicama）ってどんな野菜？
・冒険菜園の「別館」(公開備忘録・愛知県西部）
2021年 ヒカマ（葛芋、ヤムビーン）芋から繁殖 update6
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