【週末投稿】つれづれ有用植物#181(シソ科キランソウ属:キランソウ)
シソやバジルなど、シソ科の植物は昔から人との関わりが強く、個性的な香りで私たちの食生活に彩を添えてくれる。
そんなシソ科の中でも、野生として身近に生えているカキドオシや今回ご紹介するキランソウも魅力ある有用植物です。
キランソウは、本州・四国・九州および朝鮮半島・中国の丘陵帯から山地帯の道端、河岸、荒地などに多く見られます。春、ソメイヨシノが咲き、スミレの花が咲く頃、このキランソウの紫色の花を見つける事ができます。
根生葉が地面に張り付くように這って広がります。
早春に様々な草たちが勢いづく前に、自分たちの陣地を広げて花を咲かせます。
■山野草・春編#45 キランソウ(2分強)
yatagarasu 様
日本で広く民間薬として用いられ「医者いらず」とか、「医者倒し」などの方言があるそうです。
鎮咳、去痰、解熱、健胃、止瀉作用があるそうで、気管支炎、喉の痛み、下痢、腹痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などに用いるとの事です。
虫刺され、化膿した腫れ物や切り傷、やけど、湿疹、肩こり、神経痛などに生の汁を外用します。止まらないしゃっくりには、杯1ぱいの青汁を飲むと良いそうです。
■【雑草茶】”地獄の釜の蓋””医者殺し”の異名を持つ健康になれるという”キランソウ”をお茶にしてみた!(8分強)
トンの土いじり 様
PinguBanana の家の庭には、キランソウを移植して小さい紫色の花を楽しんでいます。
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