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28歳、元風俗嬢、悔しさと折り合いをつけながら生きる

人より悔しさを感じることが多かったクォーター世紀

先日、noteの公式の文章でこのような記述を見つけました。

“・ 自分が感じたことを表現しよう

頭に浮かんできたこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、胸がはずんだこと。

あなたの内側から生まれたことは、すべてあなたのコンテンツ(つくったもの)です。

 学校のテストと違うので、コンテンツに正解も間違いもありません。”

私は肩書き的には元風俗嬢だったので、お客さんやスタッフといった男の人から色んなことを言われてきました。

また大阪という土地柄もあり、母子家庭で大変だったこともあり、周りはやたら親切な人ばかりで、それが少々お節介に感じることもありました。

(まるで親のように親切にしてくれたのに、ごめんなさい、そしてありがとうございます)

ただ、それらを受け取った側の過去の私は「悔しい思い」をした回数が人より多いんじゃないかと思っています

そしてnoteの公式の文章を見て、今までの人生で悔しかったことっていっぱいあるなあと、ふと思って、今回は筆を取りました。

(……そんな大層なものじゃないですけどね)

悔しくて、もどかしくて、生きづらくて

(愛しさと切なさと心強さと、をオマージュしてみました……合ってる?)

一体何が悔しいのか?と言われると、人並みの生活ができなかったり風俗で働かないと生きていけなかったり、お客さんから言われる「親、心配してない?」とか点数をつけられたり、点数が悪くもないのにスタッフから怒られることだったり、、、まるごと全部です。

あと、学生の時は病んだりよく泣いてたりしたので心配されてたのかな、とも思います。

自分の人生のスタートラインが人より劣っているかもと気付いたのは大学生の頃だったので、もどかしさや生きづらさも、一人で勝手に抱えてました。

人とは違う、そんなことにまだ抵抗があってそれを自分で認められない、そんな多感(?)な時期でした。

今は、人と違うと言われるのは嬉しいです。(ストレンジのようなネガティブではなくユニークの意味においては)

むしろ人と違うことを糧に生きてるし、まだある程度の生きづらさはありますが、以前と比べると随分気にならなくなりました。

「元風俗嬢」は私の強みのひとつ、そう気付くことからスタート

悔しさやもどかしさ、生きづらさといった負の感情は、女性だから、無力なライターだから……それに加えて、人と関わりづづけるのが上手くなかったりもして、どうにもできなくて、手放しているところはあります。

諦めではなく、ある程度のことは手放しています。その方が生きるのがラクだから。

ある程度を手放しつつも、元風俗嬢であったこと、人の痛みが分かること、アマチュアなライターとして働いて(それなりに)生きていること、何かを伝えようと頑張っていること、それらはたぶん私の強みであり、悔しさを消化するための糧です。

諦めというと若干聞こえが悪いけど、自分の中の葛藤や怒りなどと上手く折り合いをつけながら生きるのは大事なことなんだなと、人生を1/4生きて、ひしひしと感じています。

折り合いをつける=自分を愛して楽しく生きる

長くなっています。
この次の見出しで終わります。

私の中で、理不尽な世の中と折り合いをつけることは、たっぷり自分を慈しんで大切にして、一人でも上機嫌で生きることと似てる気がします

今までは誰かに愛してもらおうと思ったり、生きてて悪いような気持ちになったりすることがありました。

マイナスでネガティブで、暗くてジメジメしてて、世の中に反抗してばかりで、要するにささくれていたのかもしれません。

このマイナスたちも間違いではないけれど、どこか違うなって気持ち。

もっと自分を大切にしてあげなきゃダメなんだと、ある本を読んで思いました。

(買ってほしいワケではないのですが、一応貼っておきます)

私は『自分を愛する習慣』(著:中野裕弓さん)を読んでから、自分を愛してあげよう、もっと大事にしてあげよう、そんな気持ちになることが増えました

見方を少し変える、あるいは自分の大切さに気付く、それだけでより楽しくゴキゲンに過ごせるようになりました。

(この本に限らず、読書の力は、みなさんご存知かと思いますので、ぜひ気になる本は実際に手に取ってみてくださいね。)

なんにせよ笑顔でいること、無理矢理でも笑うこと

笑うことってとっても大事だなって、今この状況下、そしてライターとして働いてて強く感じています。

笑顔になれない時もあると思います。だって、人だから。

泣いてもいいし、苦しい時だってあるけど、最後に笑って気分よく終わったほうが良いんじゃないかなって個人的には思っています。

無理やり笑顔を作れば感情は後から付いてくる、なんて理論もあるくらいなので、一人でいる時は肩の力を抜いて、自分本来の笑顔で明るく過ごしたいものですね。

ここまで生きるのは決してラクではなかったけれど、今の私はすごく幸せだし、人や環境に恵まれて健やかに過ごせています。

綺麗事ではなく、私と同じように悩んで苦しんでいるナイトワーカーさんや社会人の方々、そして中高生にも、自然に笑えるような日々が早く訪れることを心から願っています。

ps.人生には余白が必要だと思うから、なるべくスケジュールはゆったりと組むように心がけています。

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松永あや
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