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保湿剤入りのアルコール消毒液について

新型コロナウイルス感染症が治まらない状況が続き、マスク着用や手洗いはもちろん、アルコールによる手指の消毒を行うことが当たり前になってきましたね。

感染対策の基本は手洗いになります。

流水による手洗いだけでも、手洗いしない場合と比較して
ウイルスの量は約100分の1に減少すると言われています。

現在、アルコールによる手指の消毒も使われるようになり、ヒアルロン酸などの保湿剤入りアルコール消毒剤が販売されてきていますね。

では、保湿剤入りアルコール消毒剤ってどんなメリットがあるでしょうか?

-保湿剤入りのアルコール消毒剤のメリット-
①幅広い菌、ウイルスへや即効性が高い。
②すぐ乾くので、短時間で消毒ができる(15秒以上推奨)。
③保湿剤が入っているので皮膚に低刺激。 

①と②はアルコール消毒剤全般に言えますが、③が保湿剤入りならではのメリットとなります。保湿剤が入ったアルコール消毒液の方が手荒れは生じにくくなります。

逆に、デメリットとして考えられるのは以下と考えられます。

-保湿剤入りのアルコール消毒剤のデメリット-
アルコール過敏症の方には使えない。
手洗いと比べるとコストがかかる。
連続で数回使うと、手にベタつきを感じてしまう。

こちらも、①と②はアルコール消毒剤全般に言えますが、③が保湿剤入りならではデメリットとなります。保湿剤が入っている場合、数回行うと手が少しベタついてくることがあり、正直ちょっと気になります・・・

ちなみに医療機関では、5回程度行った場合に1回手洗いをすることが推奨されています。

ただ、当然個人差もありますので、少し気持ち悪くなったと感じた場合は、一度手洗いをしてください。あと、目に見える汚れやトイレを使用した際は、きちんと手洗いしてください。

①のアルコール過敏症の方も少しずつ増えてきているように感じます。
最近では、そのような方向けにアルコールを含まない消毒剤が使われてきています。

代表的なものに『ベンザルコニウム塩化物液』や『クロルヘキシジングルコン酸塩液』という成分があります。
どちらも少し泡立ちがあり、ベタツキを感じてしまう場合がありますが、有用な消毒剤となります。

アルコール消毒剤との違いは別記事で掲載しようと思います。

感染対策の基本は手洗いや手指消毒を行うことで、自分自身だけではなく家族や身の回りの大事な方を守ることができます。

これから冬になり、インフルエンザなどの流行シーズンにさしかかりますので、引き続き、感染予防を徹底していきましょう!!

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