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ゆるく作る革カバーのルーズリーフメモ帳
見た目は普通のナチュラルなリングノート
でも、実は・・・
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自作リフィル使いたい!
革カバーを遠慮なくガンガンカスタムしたい!
ページは自由に入れ替えたい!
デスクで場所とりたくない!
なるべく軽い方がいい!
書くときはペタンと開いて欲しい!
愛用ペンにぴったりのペンホルダーは必須!
M5のシステム手帳を愛用していたのですが、
「もっとここがこうならいいな」
と思うことが少しずつ増えていって、
でも、こだわりを満たす最適解が見つからず
諦めかけていたある日、
こんな商品を発見!
これなら、いける!!
そんな感じで、素人が行き当たりばったりで
作ってみた理想のメモ帳の備忘録です。
実際に使った材料
栃木レザー2mm A4 ¥1100くらい
(半分余った)トコプロ
(処理しないと床面が毛羽立ってカスが出まくる)ガラス板
(床面にトコプロを塗る時に使う。万年筆インクの空き瓶で代用した。)帆布
(コバを磨く用)カッターとハサミ
ゴム製のハンマー
穴あけポンチ 4mm
厚めの木の板
(穴あけ道具。木の板は、がっつり跡がつくので使い捨てと考えた方がよい。)9穴インデックス(DAISO)
(穴あけのガイドとして使える)ペンホルダー用の布
(ペンホルダー作成にはミシン使用)くるっとリング(マルマン) ¥300くらい
材料について
2mmの革を選んだ理由
不安定な場所でも書くので、しっかりとしたカバーにしたかった。
2mmは、市販品の一枚革を使った手帳カバーにも使われている厚み。
ヌメ革にした理由
染めてあるものより安かった。
カスタムして、「育てる」カバーのコンセプトにピッタリだと思った。
ユニボールワンPを選んだ理由
コンパクトさや軽さ、書きやすさはもちろん、
挟むタイプのクリップだと、ペンホルダーの
厚みや硬さを出さなくていいため、圧倒的に作りやすい。
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(公式画像引用)
作り方
革カバー
床面の処理をする
トコプロが表面についちゃうと、シミになるので注意して作業する。
トコプロを指で塗った後、ガラス板万年筆の空き瓶で伸ばしていく。
という作業を様子を見ながら少しずつやっていく。
瓶は、セーラー万年筆20mlを使った。
角瓶で、角がなめらかになっているタイプ。
ちゃんとした道具を使ったほうが絶対クオリティは上がるけど
今回は毛羽立ちを抑えられれば充分だったので
個人的には満足な仕上がりに。
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革を切る
縦12cm
横9cm
縦は使いたいボールペンの長さに合わせた。
横幅は、ペンホルダーとリフィルが干渉しないギリギリの長さにした。
型紙を作って、それに合わせてカッターで切っていく。
私はカッターを使うのが苦手なので、カッターで薄く後をつけた後、ハサミで切った。
コバの処理をする
指でちょんちょんとトコプロをつけ、帆布で磨く。
少しずつにしないと、表面に広がってしまうので気をつける。
穴を開ける
木の板の上に革を置いて
DAISOの9穴インデックスを載せて、ガイドにする。
ポンチをハンマーで叩いて穴を開ける。
インデックスがずれないよう、
革にマステでがっつり仮止めしたら
剥がす時に跡がついてしまった。
やるとしたら床面に軽く貼るくらいにする。
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インデックスはもちろん、後で本来の
インデックスの用途して使う。
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ペンホルダー(布製)
使いたいペンに合わせて、何度か作ってサイズ感を見つけていく。
布や革の厚みによって入らなかったり緩かったり変わってくるので、
実際に試した方が良さそう。
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革と縫い合わせる部分には14号針を使用。
ペンとノートの一体感を安定させるため
長めのペンホルダーにした。
革との重なりは5mm
縫い代は布端から2mmで
革を挟み込んで縫い合わせる。
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くるっとリングを取り付けて完成!
好きなリフィルを入れて使ってくださいね!
まとめ
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レザークラフトの特別な道具がなくても
比較的簡単に作れて、便利に使えています!
これから自分好みに育っていくのが楽しみになる、お気に入りのメモ帳になりました!
アイデアが気に入って頂けたら、是非、
お好きなサイズ感で、革で、布で、
理想のメモ帳を作ってみてくださいね!
関連リンク
リフィルの作り方
こちらの記事で、ルーズリーフメモ帳用に
自作したリフィルの作り方を紹介しています。