アイデンティティ
人は自分自身を見ることはできず、他者の目に写った自分を見て、自分がどのような人間かを認識する。
これは、学生の時に先生に聞いたのか、本で読んだのか忘れてしまったけれど、つまりアイデンティティの形成は他者との関わりの中でしか生まれないということだ。
コミュニケーションは自己のアイデンティティを知る上で必須となる。
また他者とのコミュニケーションにおいて、うまく伝わらない、隔たりを感じることは、逆説的に自分が独立した個体であるという証でもある。
人は周りの環境とコミュニケーションをとりながら、自分が独立した存在であることを認識し、その独自性、アイデンティティを確立していく。