私の心の声
はー今日もまた愛を伝えられなかったな
はー今日もまた抱きつけなかったな
はー今日もまた素直な私でいれなかったな
はー今日もまた電話をかけられなかったな
はー今日もまた………
私は何度後悔するのかな?
知ってるんだよ…
後悔しない方法くらい。
大好きな彼の顔を見つめながら
大好き!愛してる!って叫んで
私だけを見て、私だけを愛することに
全力を注いで寂しい思いさせないで!
って伝えて抱きついてみたらきっと
嫌とは言わないだろう
だって彼は優しいから
あ、ちがう。彼は優しくて残酷だから。
だけどそれができない理由があるの
そしてそれをしたくない理由があるの
まずはきっと彼はいつかその約束を忘れる
いつか私を大切にしなくなるときが来る
いつか私の心の叫びに耳を傾けなくなる
なんで分かるのかって?
それは過去の私ちゃんが
涙をたくさん流しながら経験してきたから
それに私の心が臆病者になってしまった…
お父さんも
お母さんも
おじいちゃんも
おばあちゃんも
弟も
友達も
先生も
元カレも
誰も私の心の声を聞いてくれなくて
勇気を出して伝えてみても
私の心なのにそれは違うと否定されて
たくさん一人で泣いたし
私がおかしいんだと思い込んで蓋をした
だからね少しは強くなれたと思うよ
だけど臆病者になってしまった私の心は
動かない。現状維持にこだわった。
動けば世界は変わる。
人の流れも扱いも変わる。
きっとまた傷つく。
またあれば今度こそ私は
パリンッ
ってガラスみたいに割れちゃうかもしれない
誰も割れたお皿を修復してくれないのだから
回避は頑張ってしていかないとでしょ
だから私は喉から出そうないろんな私を
全部全部全ー部
飲み込んで何もないふりして
毎日笑いかけてたんだよ