THE HARDBAIT#013, #014
「地形と“差し口”で考えるプリスポーン期」
スポーニングシーズンになると鈴木美津男さんの得意とするハードベイトの釣り、なかでもクランクベイトなどの巻き物は威力を発揮しづらい、というのが定説だ。しかし理由は産卵行動だけではないという。
今回の取材は4月中旬、霞ヶ浦の支流・新利根川で行なった。水面付近でエビやイナッコ(ボラの幼魚)が大量に群れているエリアもあったが、その周辺でバスがフィーディングしているようすはまったく観察できなかった。
ほかの季節であればベイトフィッシュを