細かすぎて伝わらない近鉄電車選手権
私は複数のSNSを用途で分けた使い方をしていて、ここnoteが昔話をする場だとすれば、Instagramは今の話をするところで、Twitterは単なる遊び場か居酒屋のテーブルだと思って好きなことの話を好きなだけする場だと思って使っています。
そういう使い方をしているので、普段Twitterには撮った写真を載せることはあまりしないのですが、何の気なしに上げた1枚の写真が、私にしてはいたく反響を頂いているのでnoteでもご紹介します。
大阪は難波、あるいは上本町、あるいは阿部野橋を起点に、奈良、名古屋、伊勢、吉野ほか各方面を結ぶ関西を代表する大手私鉄の一角、近畿日本鉄道の通勤電車が、ただ綺麗に顔を並べている絵なのですが、そこは細かすぎて伝わらない近鉄電車選手権。
実は近鉄大阪線で3本しかいない特徴を持った電車が一堂に会した図なのです。
形式としては、一番左の車両が1620系、中央および右は5800系です。
5800系は言わずもがな、座席をロングシートとクロスシートの2形態に転換できるデュアルシートを搭載した6両固定編成の電車で、大阪線では2本が在籍しています。
対して1620系は4両編成が基本の形式ですが、1本だけ6両固定編成があり、それが写真左に写っているVF41なのです。
つまりこのカットは大阪線に在籍する6両固定編成かつ紅白のツートンカラーを纏う一般車が一堂に会したところを写した絵なんですね。
現行ダイヤなら3本とも所定の運用なので、再現性のある絵でもあります。
左の上本町行き快速急行3624レと、中央の榛原行き準急641レは動きものなので、いい感じの位置で顔を並べてくれるかどうかが肝です。
右の列車は3661からの折り返し場面で、ここにDF51やDF52が入るところを狙ってシリーズ21が入った絵を狙ってみても面白いかもしれませんね。