インフルと過ごす年末/ 面倒な私の愛情
先週末からパートナーが咳き込みだして発熱した
この年末にうつりたくないなぁと警戒したものの私もイブの昼に発熱し
クリスマスにインフルA型確定
26日から年末年始休暇に入る予定で
この日を楽しみに1年頑張ってきた私は
いい年してちょっと泣いた
ホテル自主隔離生活
入院中のパートナーの親がちょうど年末に退院予定だった
私がインフルで退院のお迎えや退院後の介護に立ち会えなくなり、パートナーに全て任せることになった
パートナーまで感染させるわけにはいかないため
私がホテルに自主隔離することになった
発症後5日間かつ解熱後2日までは自宅待機のため 最速でも29日までの4連泊
ホテル内ではフロントでのチェックイン以降部屋から一歩も出ず ひたすら寝て 買い込んだ栄養補助食品を少し食べて薬を飲む 熱測ってまた寝る の繰り返し
大浴場付きの某有名チェーンだが 大浴場に行く元気もないし行くわけにもいかないので自室にひきこもり
コインランドリーだけ 人がいない時間を見計らってこそこそと利用
今日はパートナーが私宛に届いた書類で必須のものをフロントに届けてくれた
フロントに電話したところ 荷物の受け取りは受領印が必要なためフロントまで取りに来てほしいとのこと
体調不良のため感染リスクも踏まえて部屋のドアの外に置いて欲しい旨相談したところ、例外対応を取ってくれた
インフルなことも本当は伝えた方がいいのだろうが 聞かれたら答えよう。。。
3泊までは清掃入らないルールとのことだが、4泊目まで清掃不要の旨は伝えた
本当は換気もしたいし清掃した方が衛生的にも良いだろうが 熱は下がっていてあとは体力回復を待つだけなのでまぁなんとかなるだろう
ホテルでの自主隔離生活は ホテルの臨機応変な対応と充実した設備のおかげで最低限不自由ない生活は送れている
送れているのだが
体の健康が損なわれると 精神衛生のコントロールもむずかしい
パートナーへの不満が
つのるつのる
まごころーってなんだろう
まごころーってなんだろう
まごころーってなーんーだーろーおーーー
某CMソング脳内リピートが止まらない
私の面倒な愛情
悪いのはパートナーではない
私の問題だ
私にとっての愛情表現
私にとっての真心
私にとっての・・・
これが面倒くさすぎる。
自覚はある
そしてそれを人に押し付けるのは論外。
11平米スタンダードルームがこの思考のループを生み出すのか
わかっているのに止められない
11平米スタンダードルーム2泊目の思考ループ
すべては自ら全体最適を考えて決めたこと
決めたことなのに
感謝してほしい
労ってほしい
慮ってほしい
ほしいほしいがとまらないのはなぜ。
起源はおそらく子供の頃。
病気になると 3人の子育てで忙しい母が最優先に目をかけてくれた
プリンを買ってくれて 数時間おきに具合はどうかと声をかけてくれて 早く良くなるよう元気づけてくれた
丈夫な子だった私にとって 数年に1度のボーナスタイムだった
子供の頃からの思い込みというのはこわいもので
病気で弱った人にはこのように対応するもの
という”わたしの常識”がこうして出来上がってしまった
パートナーとの暮らしを始めて10年近くなり
それぞれ育ってきた環境が違うから常識も当然異なり
互いの常識を押し付けることは禁忌だと何度も何度も痛感し悔い改めてきたのに
いかんせん体が弱ると。
ふだんは私の中にしっかりとしまって収めているはずの ”わたしの常識” が
コントロールが効かず ひょっこり顔を出してくる
そもそもウィルス移したのおまえだぞ?
ホテルに隔離してるのもお前の親のため
どうして◯◯してくれない?
わたしはこんなにしてあげたのに
もうすこし優しい言葉かけは?
わたしだったら労ってあげるのに
愛足りなくない? 真心なくない???
だって私は体が弱ってるんだから!!!
・・・だからなに。
はーそろそろ薬の時間だ
飲んで寝よ