私が好きなソクラテスの言葉:「汝自身を知れ」
これも、古代ギリシアの哲学ソクラテスの言葉です。
彼は人間として生まれた自分が、勉学が盛んなアテネの街で「何をどれ程知っているのか」を疑問に思い、悩み抜いたそうです。
そして彼の辿り着いた答えは「自分は何も知らない、ということを知っている」ということでした。
己の真の姿に気づいたソクラテスは、その後の人生を謙虚に生きたそうです。
最近よく「マウントを取る」という言葉を聞きます。「私はあなたよりもすごいんだ、知っているんだ」とアピールをしてくることですね。
では、そのマウントを取る人は、人の事をどれだけ知っているのでしょう?人の努力を知っているのかしら?人の思いを知っているのでしょうか?
また、そのマウントを取る人は、自分自身の事をどれだけ知っているのでしょうか?自分の行動や言葉が及ぼす影響をしっているのでしょうか?
これは、人間関係ではお互いに言える事かもしれないですね。
私は自分自身が一番見えない、と思うんです。自分の顔は、鏡など映すものが無いとみえないですからね。でも、「知らない」と思うことで、得意がることもなくなり「知ろう・学ぼう」という謙虚な気持ちになる…、自分を知ることで、自分をよく生かすことにつながるのなら、こんなに素敵な事はないですね。ここから「よく生きる」旅が始まります。
「汝自身を知れ」。自分の力や思いを素直に受け止める生き方の事です。
肩の力を抜いて…。
無理をせず、穏やかな日々を送りたいですね。
あなたと一緒に
花音と共に
やすらぎを感じて生きたっていいじゃない?