私が好きな哲学の言葉:人間は考える葦である
「葦」とは、よく河原に生えている草のことです。今の子供たちは見たことがないかもしれないですね。
葦は群生しうっそうと生えていて、風に吹かれて ただ左右に揺れ、雨が降れば、ただ濡れている。あるがままの状態ですね。
かたや、人間はどうでしょう。
特に最近、自然の驚異になす術なく立ち尽くし、その雄大さと底知れぬパワーを身をもって知り、人間の絶望や無力感は計り知れないものとなっています。まさに自然の中でたなびき、もまれる存在一本の葦のように弱い存在のようです。
それでも人間は、「自分が生き続けるためにはどうしたらいいだろう。こうしたらどうだろう。」と考えることができる、偉大な存在なののかもしれない、とパスカルは言いました。そう、傘をさそう、屋根を作ろう、時にはたなびいてみよう、歩き出そう等々…考えることができることが、人間の尊厳です。意思がある、思いがあるということです。そしてその思いの発想は、人それぞれ違っていて、これが正解っていうのはないと思いませんか?
思いって、大切なんですよね。だから、あなたの思いも置いて行かないようにしたい、私はそう考えます。
あなたと一緒に
花音と共に
やすらぎを感じて生きたっていいじゃない?
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