アフリカの名言:「柔らかい枝を 風は折らない」
先回「人間は考える葦である」という言葉を考察して、noteに投稿したまさにその日、パラパラと本をめくっていると、このアフリカの名言に出会いました。おそらく「柔軟な考えをしていたら、傷をつけない(つけられない?)」ということでしょうか。
「柳の枝」がよくわかると思いますが、風にたなびき、しなる枝ですね…台風通過後に、よく硬い枝が折れて道に落ちているけれど、柳の枝は折れにくいです。私が紹介した「葦」は葉っぱだけど、ザワザワと揺らいでいるのは同じような光景ですね。
日本の言葉に「風当たりが強い」「向かい風に立ち向かう」とあります。私たち人間が生きていくうえで反対意見に押しつぶされそうになったり、困難を克服しようとする場面で使われます。そんな時は、しっかりと自分の足で歩みを進めることや、意思を曲げない強さも必要なんです。
ただ、気になるのは心の面ですね…どうしてもそんな場面では「反発」や「意地」が出てきて、頑なになりがちでないはでしょうか。「なんなのよ、邪魔しないで!」「うるさいなぁ」等、私もよくつぶやいてしまいます。
頑張っている人ほど、風を正面から受け止めます。押し返そうと、あるいは跳ね返そうと、一生懸命に立ち続けて抵抗してしまいます。自分を守っているんです。
でも実は、風の方も、一直線で自分では曲がることができない不器用な奴かもしれませんよ。
このアフリカの名言「柔らかい枝を 風は折らない」という言葉は、抵抗ではなく「そんな事もあるさぁー」「また来ましたねー、めんどくさいですねー」と、柔らかな心と言葉で受け流したらいいよと教えてくれます。
あぁ!それができたら、本当に楽です!!私だって、楽になりたい。
その為には、私やあなたが自分の足と心で立派に立っている、それは素晴らしいじゃないかということに気づくことです。
あなたや私も、頑張りすぎず、やすらぎを感じて生きたっていいじゃない?
あなたと共に
花音と一緒に…。
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