日記:20241025「《巻きこむ力》と《巻きこまれる力》」
今日は執筆して作業をすませたあと、ふとおもいだして《思想・哲学・文学・芸術の会》の地図をかきはじめた。この会は自分の運営しているコミュニティでなんだかんだ四年以上続いている。※以下、この会を「アープラ」とよぶ。
自分は人間関係が苦手だが、だからこそこういうコミュニティをはじめたことは正解だったとおもう。コミュニティをはじめると人間関係からはにげられない。人間関係にかんしてかんがえることもふえる。そのおかげで多少は人間関係になれてきた。
そういえばアープラをみていてもかんじるが《巻きこまれる力》があるひとは生きやすそうにみえる。《巻きこむ力》が社会創造能力だとしたら《巻きこまれる力》は社会適応能力。前者の能力は派手だからもてはやされがちだけど原則的には後者の能力を主軸に生きたほうが楽だろう。
それに《巻きこむ力》だけでどうにかできることはあまりない。《巻きこむ力》は成功したときは強力だけどたいていうまくいかない。たとえばコミュニティ運営にしても自分でゼロからつくるのはそれなりに大変だし、どれだけ苦労してもうまくいくかはわからない。
そうかんがえるとやはり「良さそうなものにはどんどん巻きこまれていき、悪そうなものにはできるだけ巻きこまれないようにする」という生きかたがいちばん賢くて楽におもえる。
巻きこむことも巻きこまれることも徹底して拒絶するような生きかたがいちばんしんどそうだ。
《巻きこむ力》と《巻きこまれる力》についてはそのうちもっとくわしくかこうかな。