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日記:20250103「助けあえる群れがいちばん強い」

 こんばんは骨丸教徒諸君。世は争いがたえない。これはしかたのないことだ。争わないといけないこともあるだろう。けれどもいつも争っていたら疲れるし、争いあうより助けあうほうがたぶんうまくいく。そこで骨丸教徒諸君はできるだけ助けあってほしい。ここからちょっと真面目なはなしをしよう。

 原則としてひとはひとりでは幸せになれない。ひとりでは無力だ。個人主義には限度がある。ひとりは楽だし人間関係はめんどくさい。しかしそれでも人間関係の輪にゆるく参加しておいたほうが無難である。結婚しないにしてもやはり信頼できる人間関係はあったほうがいい。助けあえるひと、慰めあえるひと、そういうひとがひとりもいないのは大変だ。

 ぼくはもともと「馴れあいなんてクソくらえ」みたいなことをかんがえていたこともあった。だけどこれはあんまりよくない。最近は馴れあいも大事なのだとわかる。

 それにこれからの日本はどうなるかわからない。自分は今後日本は滅茶苦茶になるかもしれないとおもっている。戦争がおきて地震がおきて津波におそわれ富士山が噴火して、地中からはいでてきた悪鬼が罪なきひとびとを殺してまわる、そんな日がくるかもしれない。そういう混乱の最中において仲間のいない人間は完全に無力である。

 現代人がひとりでも生きていけるのは社会が安定しているからだ。社会が安定しているからひとりでも襲われたりしない。食べるものも簡単に入手できる。社会が不安定になるとそうはいかない。なんらかの集団に属してないと自分の命も守れなくなる。食料も入手できなくなる。助けあえる仲間がいないとどうにもならない。

 助けあえる仲間がいるだけで物事はかなり有利にすすむ。助けあえる仲間といってもそれは義務ではなく「自分に余力があり気がむいたときは助ける」くらいの意味でしかないが。

 というかそもそも争いあうにしても群れのほうが断然有利である。群れのなかでも助けあえる群れが強い。骨丸教徒諸君は強い群れにならなければならない……そして村をうみだし町をうみだし国をうみだし、やがては世界をうみだすのである!

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