日記：20250117「眼鏡は壊れたまま」

　早くさきにすすみたいのにすすめない。自分にはマイペースすぎるところがある。それに寄り道もおおい。というか寄り道ばかりしている。小説を書いていたかとおもえば絵を描いていたり、絵を描いていたかとおもえば本を読んでいたり、そんなことをしているうちに気付けば金がもうない。

　どれくらい金がないかというと、いまだに壊れた眼鏡のまま生活しているくらいに金がない。取れた柄の部分をガムテープで強引に貼りつけている。眼鏡のフレームと柄の部分をつなげる蝶番が壊れており、柄の部分が取れているため、ここをガムテープで無理矢理つなげている。パッと見でガムテープとわかるような補強の仕方だが意外と指摘されない。このまえ病院にいったときも先生からはなにもいわれなかった。いまのところひとから指摘されたのは2回だけだ。というか眼鏡を買いなおす金くらいはギリギリあるんだけども、そのための金を渋るくらいにはギリギリで、ここまでギリギリだとかんがえをあらためざるをえなくなってくる。

　金がなければなにもできない。いや、金がなくてもなんだかんだどうにかなる。短期的には。だけども継続的に安定した活動を続けるためにはやっぱり金がないといけない。

　自分には後先かんがえずにやりたいことをやる傾向がある。未来がどうなるかなんてわからないんだからそのときどきでやりたいことをやるのはそんなに間違ったことではないとおもう。まあ、とはいえこういうやりかたにもやはり問題がある。5年、10年、20年と活動を継続していくためには経済的に足元が安定している必要があるし、そうなるような仕組みをかんがえないといけない。