40歳越えでお見合い結婚と思っていた僕が、20代で妻と結婚をした理由 #2.恋愛体質
『恋愛体質か、恋愛体質じゃないか』人間の部類を二つに分け時、僕は間違いなく恋愛体質だと思う。
ただ恋愛体質と言っても、『あの子可愛い!』『あの子好き!』と恋愛対象が刻一刻と変わる様な心変わりの早さは備えていない。いわゆる一途な方だと思う。
初恋は幼稚園生で、2年くらい思いを寄せていたが結局気持ちを伝える事なく卒園式を迎えてしまい思いを伝えられなかった事を後悔していたのを覚えている。
小学校一年生から中学一年生までは、同じ子を7年間好きだった。遠足や修学旅行で盛り上がる、『好きな人大暴露大会(男同士、お互いの好きな人を言っていく)』ではもはや私はスキップという程、周りにも僕の好きな人はバレバレだった。当然本人にも伝わってしまっている訳だが、馬鹿正直に告白をしたりもした。結果は勿論惨敗。実る事はなかった。
その子を諦めて次に行こうと思えたのは、中学一年生の夏にその子から呼び出され渡された手紙がきっかけだ。
『○○へ
今まで好きでいてくれた事は嬉しい。けど、中学になったタイミングで、新しい人も見てみてほしい。きっと○○の事を好きになってくれる人がいる。
中学でも仲良くしようね。』
今考えても、その子は優しかったなぁと感じる。とても大人な配慮。笑
因みに、この子とは大学まで学校が一緒で、今尚クラス会では顔を合わせて思い出話をする仲間だ。
その後中学では、好きなのか、好きじゃないのか、今までの確信的に思いを寄せる人は現れず、バスケットに打ち込んでいるうちに卒業を迎えた。
しかし、高校初日に衝撃を受ける出会いをした。クラスメイトの1人に対し『可愛い!』と率直な思いが体を駆け巡った。ただこれは何も僕だけでなく、全校的にそうだった様で、先輩等関係なく休み時間になると教室に男子がその子を見にくる日が暫く続いた。
とはいえ僕は同じクラスで二学期の席替えで前後の席に。運動バカの僕とは話が合う訳ないと思っていたのだが、中学迄バスケットをやっていたと言うことで距離が縮まり、ある日僕が思いを告げて付き合うに至った(いや付き合うんかーい。)。
この子とは4年お付き合いし、彼女は夢を追いかけるべく海外で音楽活動をするという事で遠距離になり別れる事になった(ドラマかよ)。
それ以降の大学生活は中学時代と同様にスポーツ(アメリカンフットボール)に明け暮れ時間は過ぎて行った。
その間付き合った人もいたが、心がはち切れる様な感覚は大学1年後期〜社会人6年目迄忘れる事になる。
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