![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53038940/rectangle_large_type_2_67027cd38e2f7aff5eca93ec8094fe4c.png?width=1200)
メガトレンド!!キャシュレス化の波を乗りこなせ!!
キャッシュレスとは、クレジットカードや電子マネー、口座振替を利用して、紙幣/硬貨といった現金を使わずに支払い/受け取りを行う決済方法。
1. キャッシュレスの波
経済産業省の『キャッシュレスの現状及び意義』によると、キャッシュレス決済は『クレジットカード』『デビットカード』『電子マネー』『(QRコードなど)モバイルウォレット』の4種類。
そんな中、日本のキャッシュレス決済比率は今や約20%と言われています。まさにメガトレンド!と言いたいところですが、日本におけるキャッシュレス決済は、世界的に見れば遅れています。
では、世界各国のキャッシュレス比率はどうでしょうか。同じく経済産業省の資料で見てみましょう。
引用:経済産業省『キャッシュレスの現状及び意義』
キャシュレスの広がりは国によって構図は違い、中国ではQRコード、スウェーデンではデビットカードが普及するなど各国事情は異なります。
主要国が40~60%程度の普及率を見れば、 日本は遅れていると言わざるを得ませんが、我が国日本は、2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指すとしています。
2. キャッシュレスしくみ/種類
キャッシュレスのしくみは大きく3種類「前払い」「即時払い」「後払い」に分けられます。
⑴前払い
・いわゆるプリペイド方式。Suicaやnanacoのように、あらかじめ金額をチャージする電子マネーが代表格。
⑵ 即時払い
・デビットカードの様に、支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされるもの。
⑶ 後払い
・クレジットカードをイメージすればOK。後日請求される支払い方法。
これに加え、近年ではより利便性の高いキャッシュレスとして、PayPay(ペイペイ) LINE Pay、楽天ペイ等で有名な「コード読み取り型(QRコード決済)」の存在感が増しています。
引用:経済産業省『キャッシュレスの現状及び意義』
3. 決済事情
⑴都道府県別
世界から見ればまだまだ遅れをとっている日本。では都道府県別での普及状況はどうでしょうか。
総務省『2019年全国家計構造調査』によると、最もキャッシュレスが進んでいるのは『千葉県』で消費支出全体に対して31.2%。続いて、『神奈川県』『東京都」『愛知県』『京都府』となっています。
一方、最もキャッシュレスが進んでいないのが14.9%で『鹿児島県』でした。
引用:総務省『2019年全国家計構造調査』
⑵決済手段(オンラインショッピングを除く)
楽天インサイト株式会社が行った『キャッシュレスに関する調査』(2020年6月8日〜6月10日の3日間、楽天インサイトに登録しているモニター約220万人の中から、全国の20代〜60代の男女1,000人を対象に実施)では下記の様な結果が出ています。
最も利用する決済手段は、「クレジットカード」が現現金を上回り4割を占める。
複数回答可能とした利用する決済手段では現金が88.3%と一位となるも、その内最も利用する決済手段では現金に10ポイント以上の差をつけ、クレジットカード決済に軍配が上がりました。
キャッシュレス決済を最も利用する人の理由は、『ポイントが貯まる』
キャッシュレス決済を選択した人の理由は、『ポイントが貯まるから』が79.0%と最も多く、約8割!!
次いで、『スムーズに支払いできるから(59.2%)』、『ポイント還元制度の対象になるから(49.7%)』が続きました。
特に30代女性でみると『ポイントが貯まるから』という理由は91.4%と高い割合となっています。
4. 最後に
キャッシュレスの波は個人だけでなく、企業としても避けては通れないメガトレンドになっています。
今後より一層キッシュレス化が進む事が予想される中、新たなサービスが生まれていく事になるでしょう。
一個人として、このキャッシュレスの大波を上手く乗りこなす(ポイント等お得な情報を得る)には、常日頃から高いアンテナを持って情報を得にいく事が必要だと思います。