必見の価値!全ての大学生へ!500回超の面接官経験から解く面接の極意。
今まさに就職活動をしていて、面接の壁にぶち当たっている人、または今から面接の予定がありどうしたら良いものか分からなくなっている人、『面接は命を取られる訳でもなければ、あなた方も見る側である事を忘れないでほしい。』
1. 就職活動における面接とは
いきなり本題に入りますが、就職活動において『面接』と聞いた時どんな印象を受け、情景を浮かべますか?
今、頭の中で面接官から難しい内容を聞かれて言葉に詰まっている絵や、内定の握手をしている想像をした方、本質が分かっていません。
就職活動における面接の本質は、第1面接だろうが最終面接だろうと変わりません。私が考える本質は一点『会社を見に行き、会社のレベルを知る』ということです。
・・・大丈夫です。解説していきます。
2. 就活生の価値
まず日本において、あなたの市場価値は高いです。海外ではまた話が違いますが、現状の日本はまだまだ新卒者の市場価値は高いと言えます。働き手の人口が減り続ける昨今、いわゆる売り手市場です。
売り手市場とは、「売り手」に優位な市場であるということ、つまり求職者が優位ということです。
3. 面接官とは
『面接官とはどんな人ですか。』この質問にあなたはどう答えますか?
『評価者』『偉い』『質問してくる人』、はい。全て正解です。全て正解ですが、これもまた就活生の答えとしては50点です。本質が見えず、内定をしても失敗と言えます。
??・・・内定をしても失敗?そんなはずは無いだろう。と思った方は就活のゴールを見失なっています。
皆さんは、『自分の能力が活かせ、仕事内容に納得し、待遇に満足した職場』これを目指して就活してるのではないでしょうか。
『そんな事言ってられない!』『一つでも内定を!』という方を否定はしませんが、そんな事言ってられないという事は、もしできるなら『自分の能力が活かせ、仕事内容に納得し、待遇に満足した職場』を目指したいわけですよね。
であれば、面接官と聞いて次のイメージが湧く様にしなければなりません。
面接官は、『その会社で相応の地位にいて、会社の一世一代の仕事を任せられた人』です。
この人を、『見に行く』これが面接です。
面接は見られるだけでは無い。あなたが会社を見に行く。評価しに行くのです。僕は、会社のレベルを見る上でこんなにも大きなチャンスはないと思います。
その会社で相応の地位にいて、会社の一世一代の仕事を任せられた人が目の前にいる。つまり、その会社では『目の前にいるその人が評価される会社』なんです。
例えば、あなたが面接を受けに行った面接官が、シャツを出して、不潔感があり、ハキも感じられない(極論すぎてすね笑) 人だったとしたらどうでしょう。その会社で是非働きたい!!となりますか?
きっと、シャキッとしていて、話す内容も分かりやすく、イキイキとした人が出てきた時、心が動かされるのだと思います。
4. 面接の記憶
『面接官とは』について話してきましたが、では次の質問、『あなたは面接官のこと覚えていますか?』
僕の経験上、この質問に対し大部分の人は
『緊張して何も覚えてない』
『自分の言うことを考えるとで精一杯でした』『何を言っていたか以前に、名前すら思い出せない…』
と言った反応になります。
これでは、前章で述べた『面接官を見る』なんて出来そうにありませんね。
まずは、面接は見られるだけじゃなく見に行くんだというマインドに変えること。そして、実際に見て会社を評価する。
これができた時、ただ暗記してきた内容をぶつける面接じゃなく、相手の質問の意図を掴んだ対話ができているはずです。
5. 最後に
就活スケジュールは昨年の先輩たちと同様に、3月に企業エントリーが始まり、6月から企業の本格選考が開始となります。
これまで面接のポイントを私なりの角度から説明してきましたが、面接の前段階で足りて無いなと感じるポイントを一つあげるなら、それは会社分析です。
就職活動対策本ではガクチカ(学生時代力を入れたこと)や面接対策といった内容が目立ちますが、内定への1番の近道は会社分析です。
受ける会社は、どの業界で、どのくらいのマーケットシェアで、どのくらいの歴史で、どの分野に力を入れ、今どんな従業員が活躍しているか。
このポイントから、求められる人材像を見つけ自分のエピソードに絡めていく。これが面接官から見ても、頭にすっと入ってきて納得感のある自己PRになります。
就活の時期になると、なぜか日本で爆増するバイトリーダー。肩書きを気にするのは、社会人になってからで良いのではないでしょうか。
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