【旅行記】オーロラ&カリフォルニアディズニー【3日目②/タキーニ温泉】
こんにちは、つなこです。
2024年2月に友人たちと4人でカナダ、アメリカの2カ国にまたがって旅をしてきた時の様子を書いていきます。
全体の旅程はこちら↓
3日目①ツアーの前半で動物保護地区へ行った時の旅行記はこちらです↓
本記事ではツアー後半のタキーニ温泉と、2日目夜のオーロラチャレンジの様子をお届けします。
温泉内は撮影禁止となっていたため全体的に写真少なめ、文字多めの記事となっています。
○タキーニ温泉
動物保護地区を観光した後は地元で有名な温泉施設へと向かいます。
日本の温泉施設とは異なり、あくまでスパのような立ち位置のため水着着用が必須です。
とはいえ海外旅行で湯船に入れるのはあまりにも嬉しい。
ツアー予約時に水着とタオル、サンダルを忘れないようにと案内がありました。
ロッジのタオルをお借りして持って行きましたが、フェイスタオルではなくバスタオルを持っていくべきだったなと少し後悔。
というのも、色々な温度の温泉や岩盤浴エリアがあって出たり入ったり汗を拭いたりを繰り返すためフェイスタオルのサイズではすぐびしょびしょになってしまうのです。
もしくはプールサイドで使えるような速乾タオルを持参するのもいいなと思いました。
(↓こういうの)
ツアーでの予約なので受付時の支払いは不要でした。
海外の施設では珍しく土足禁止のため、玄関の靴箱用の鍵と入浴エリアのロッカー用の鍵を受け取ります。
入浴エリアに入る前に個室のシャワールームがあり、そこで体を洗ってから水着に着替えて入浴エリアへ入ります。
シャンプーやボディソープなども備え付けられていましたが、髪を洗ってドライヤーをするだけで時間をロスしてしまいそうだなと思ったので私はシャンプーはせず体だけ洗うことに。
シャワールーム兼更衣室を出たあと、手荷物をすべてロッカーへ収めてからいよいよスパ巡りです。
完全な室内ではなく岩に囲まれたような作りとなっており、外の空気が通る廊下もところどころあるので、この時点で結構寒くて凍えています。
入浴エリアは携帯やカメラの持ち込み、撮影が完全に禁止されていたので、ここからは公式サイトの写真をお借りしつつ記憶を頼りに書いていきます。
・The Eclipse pool
一番広い温泉でした。
じんわり身体の芯から温まってくるような、のんびり浸かっていられるちょうどいい温度でした。体感的にはおそらく38〜39度くらい?
実際は屋根や岩など雪に覆われていましたが、景色が開けていてとても気持ちよかったです。一番長く入っていました。
・The Onsen Pool
その名の通り、日本の伝統的な温泉をイメージして作られた場所です。
温度は結構高めで体感的には41〜42度くらい。
ずっと入ってると逆上せそうなほど熱くて、これぞ温泉!という感じの場所でした。
7〜8人くらいで満員になりそうな広さなのでちょっと狭め。
先に入っていた外国のお客さんたちもとても気持ちよさそうでした。
・The Aurora Pool
パノラマ絶景がウリの温泉です。
ここは一度だけ入りましたが温度がぬるすぎて凍えてしまいそうになったので、すぐにOnsen Poolへ引き返しました。
体感的に35〜36度くらいなので暑い時期だと気持ちよさそう。
寒かったことしか覚えてなくて絶景を見た記憶が全くない。
・Sauna
日本の温泉施設にあるサウナとは違い、水風呂が併設されてません。そのためなのか温度は少し低め。
熱いサウナに長時間入っているのが元々苦手なので、個人的にはちょうど良かったです。
逆に言えばサウナの温度に強いこだわりがある人にとっては物足りないのかもしれません。
サウナと表示された個室が他にもいくつかありましたが、1箇所しか入りませんでした。
もしかしたら個室によって温度設定が違うなどで、好みに合ったサウナが見つかるかもしれません。
・Relax Rooms
岩盤浴エリア。
じんわりと身体の芯から温まってくるような温度設定でとても心地良かったです。
ヒーリングミュージックもかかっており、ベンチが石でできていなければ寝落ちできそうな空間でした。
消毒済みの小さめタオルが部屋の端に積まれており、利用する前と後で拭き取りもできたので衛生的にも安心です。
これらの施設を行ったり来たり、約1時間ほどかけて楽しみました。
海外の、しかも極寒の地で湯船や岩盤浴を楽しみつつ温まれるのはとてもありがたいですね。
最後に軽くシャワーで汗を流し(天井固定タイプのシャワーヘッドだったので頭を濡らさず体だけ洗うのがなかなか難しかった)、ロッカーの荷物を取り出してから個室ブースのある更衣室で着替えます。
入浴エリアを出た後、ツアーの集合まではまだ少し時間があったのでロビーでゆっくり過ごすことに。
スーパー銭湯のようにロビーで飲食も楽しめる作りとなっています。
私はアイスクリームのキャラメル味をチョイス。
サーティワンのようなアイスボックスに様々なフレーバーがあり決め切れなかったので店員のお姉さんにオススメを聞いて選んでもらいました。
まったりしているうちに集合時間となったので、バンに乗り込んで行きの集合場所と同じ市内のホテルへと戻ります。
外はすっかり暗くなっていて雲もほとんどありませんでした。
今晩のオーロラ鑑賞も条件的には申し分なさそうです。
○ロッジ帰還〜夕飯
集合場所の市内ホテルからロッジまでは再度お迎えに来てもらい、カレイドロッジへと戻ります。
戻ったときには20時近くで他の宿泊者たちはもう夕飯を済ませていたようだったので、食堂には私たちしかいませんでした。
この日のメインディナーはハーブで味付けしたチキン。
ナイフがいらないくらいほろほろに柔らかく煮込まれていてご飯ともよく合いました。
食事が美味しいだけで海外旅行クオリティが爆上がりします。
この日は日本人で動物写真家の方がちょっとしたトークショーのようなものを食堂で開いてくれました(お名前失念……)
動物写真家を志した経緯やユーコンという土地の広さと自然の雄大さの話。
被写体の動物たちをどうやって見つけるのか、そしてどこまで近づいて写真を撮るのかといった写真家としての話。
そして電気もガスも通っていないような壮大な地球の果てを歩いてきた時の話。
普段日本に住んでいる私たちからは想像できない世界の話をたくさんしていただきました。
正直始まる前はトークショーというイベントに対して興味が持てず、友人たちとも夕飯を食べ終えたら退席してもいいかな、などと(ド失礼な)相談をしていたくらいだったのですが、お話を聞いて行くうちに引き込まれていき、食事を食べ終わった後も最後まで聞き入ってしまいました。
さらに、トークショーが終わった後は個人が持っているカメラでそれぞれオーロラを撮影する時の設定についてのアドバイスまで頂けて、とても有意義な時間となりました。
写真家の方やロッジのスタッフの方が「今夜は大きいオーロラが期待できそうです」と言っていたため、モチベーションが高まっていきます。
○オーロラ鑑賞2日目
前日と同様、オーロラのピークとなる深夜に向けて順番にシャワーを浴びたり仮眠を取ったりと自由に過ごします。
ちなみに私たちのグループは申し込みませんでしたが、この日は“ティーピー”という先住民の住処をモデルにしたテントでのオーロラ鑑賞というオプショナルツアーがロッジで開催されていました。
ティーピーの中ではオーロラを待つ間、焚き火を囲みながらホットチョコレートや焼きマシュマロを楽しめるようです。
4人とも準備が整ったので防寒具を着込み、いざオーロラ鑑賞へ。
自分たちのペースで部屋と庭を行ったり来たりできる自由度の高さはロッジならではの魅力だと思います。
まだオーロラらしき影は空に見当たりません。ここからは耐久戦です。
オーロラを鑑賞する庭の少し先にティーピーが設置してあったため、うまくいけばオーロラとティーピーを一緒に写すことができるなと考えながら三脚を設置します。
カメラでの撮影について、私はミラーレス一眼を持っているためシャッタースピードや絞りなど明るさを調整することが可能ですが、最近のスマホであればナイトモードでも十分に撮れるとのことでした。
星やオーロラを撮影する際、カメラを少しでも動かすとブレやボケの元になるので三脚などカメラが動かないように固定するための土台が必須となります。
カレイドロッジでは三脚のレンタルも可能だったので(※1日10ドル)今回はレンタルをすることに。
ロッジの照明は全て落とされているので、目に見える明かりはティーピーから漏れる焚き火の光だけでした。
友人たちと小声で喋りながら椅子に座って待ち、時々膝の曲げ伸ばしや腕回しなどをして冷えて強張った体をほぐします。
この日は深夜2時過ぎまで粘ってオーロラの出現を待ちました。
その成果がこちらです。
うすーくは見えているのですが昨日ほどの大きさや濃さはなく、ちょっと残念な結果に…。
1日目もそうでしたが、撮影して初めてわかる程度の現象だったので、肉眼ではほとんど見えていませんでした。
天候や磁場の強さなど、大きいオーロラが発生する条件がどれだけ揃っていても実際に出現するかどうかは運次第だという事を改めて実感します。
日中に観光ツアーへ繰り出したこともあり、これ以上遅くまで起きているのが厳しいと判断して引き上げてきました。
オーロラ鑑賞、なかなか一筋縄ではいかない。
翌日は観光する予定を入れていないので、のんびり起きてロッジで1日ゆっくり過ごします。
そのため旅行記というより日記のような記事になりそうです。
それでは。