![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33314246/rectangle_large_type_2_838f79e2ec1fb16b5284472be140fa34.jpg?width=1200)
今が苦しいあなたに向けた話2
前回の鬱の話から続編です。
苦しい時期に誰も味方が居なくて、実家に帰ることも出来なくて、毎日泣いていた日々から抜けた話。
コロナで在宅ワークとなり、偶然にも自分の時間をつくる期間ができた。
上司や、社長の顔を見ないこと。
それだけでも当時の私の心は安らいだ。
何故、いやかと言うと、
自分の仕事の出来なさに対する罪悪感と
それをどうにも出来ない苛立ちで
押し潰されそうになっていたからだ。
とても苦しかった。
何が1番辛かったかというと、
自分を疑いながら
惨めな気持ちを噛み締めながら
過ごす時間だ。
あの時の苦痛はもう感じたくない。
永遠に味わいたくない。
でもあの時は誰も悪くない。
ただ自分の技量とキャリアが見合わなくて、
誰でも良いから誰かに縋りたかった。
だけど、誰も近くにはいなかった。
必死に挫けまいという姿を見て
離れていく人もいた。
SNSでも、承認欲求がどんどん
溢れて止まらなくなってて
何かと愚痴を書いたり、
自分の思想や、自慢ばかり。
わたしは良い環境で、最高な人達と
働いてるんやで!
って自分に言い聞かせてるみたいで
側から見たら痛々しいにも程があるよな、、、
友人にべったり頼ってしまったが、
その時の友人とは疎遠になるくらい
人に対してとても自己中で
ありったけのストレスをぶつけてしまった。
当時は何度も謝ってたけど
恥ずかしながらその細やかな罪滅ぼしでさえも
自分のためだということなんて
まるっきり気がついてなかったな。
後日、もう一人の友人が
当時のその状況のこと
客観的に話してくれた。
あの時はヤバかったね、
周りもやばいって心配してたよ。
そうやって気にかけて、めげずに
見捨てずに友として接してくれた友人には
今も頭が上がらない。
とにかく、そうやってなんとか自分を保ってた時期も、
コロナで休みになって否が応でも
自分の中身と向き合わなきゃいけなくなった。
もう、ずーっと罪悪感と戦ったわ。
いつ死んだらいいのかな
このまま死んで血肉が腐って
きっと異臭で隣人に発見される
運命なんだって
GWが終わったら死のうと思ってたくらいに。
追い込まれてたんじゃなく
ひどく落ち込んで沈んでいた。
今考えたらあの時は本当に
何かに取り憑かれたように落ち込んでた。
今でもたまにとんでもない罪悪感に
苛まれる。
でも、それはあの時の残像だなと
愛しい成長痛として受け入れるよ。
で、何でわたしが立ち直ったかというと
ほんとに何もしなかった。
GW中腐ったかのように
ずーっと寝て、食べて、寝て、映画観て。
そしたら自然と心が癒えてきて
わたし、なにやってんだろ。
こんな事する為にここに来たんじゃないなって
こんな事で時間無駄にするなら
いっそのこともう一度あの道に進みたい
って本気で思った。
そう変わりたいと、本気で自分が願った。
それから就活までにそう時間がかからなかった。
元々やりたい職業があったからだ。
半分諦めていた道だったけど、
やっぱり私にはその道しか無い
どうせ死ぬなら挑戦して死にたいって
強く思った。
続く