今が苦しいあなたにむけた話
ずっと暗いトンネルにいる気がしてた
明日が来るのが恐くて
ずっと同じように変わらない毎日が
続いてくんだ
ってそう信じて
疑うことができなかった
きっかけははじめての社会経験で
挫折をしたこと
自分はできると思って
きらきらした夢を描いて
不動産へ行き物件をひとりで探し
就活しては東京と実家の往復をくりかえし
すべてが新しく期待に胸が膨らんでいた
そして、
少人数体制の会社へバイト経験しかなかったのに
中途採用として入社した
会社がどう言うものかもわからなくて
全部が初めてで
わからなくて
でも、それを人にいくこと事態が
迷惑と時間をさいてしまう気がしてた
一人で戦ってる気分で
全員が悪意のある敵にみえてしまって
怖かった
視界がどんどんぼやけてて
食欲も増加して食べるけど
胃がいたくて
逆流性食道炎を繰り返す日々
それを察した社長が
面談の機会を設けてくれて
お互い合意で仕事をやめることになった
あのときの救いは海外の彼がいたこと
退職祝いに日常から開放したいと
彼が海外旅行を計画してくれた
とてもたのしかった
本当に救われていた
そしてその経験をずっと引きずり
転職を繰り返した
今の会社へ入った敬意も
表面では独立するのに営業を学びたいと言ったけど
あのときの自分と向き合いたくて
少人数体制をわざわざ探して入った
結果的に、営業という仕事が自分にあわなかったことが
敗因だけど
その分自分のやりたいこと、
本当に苦手としていること、
あのときの罪悪感と向き合えた気がするな~
辞めると決めるのは
過去の経験があるから
頑なにさけていた
仕事ができない
と社内で毎日社長から叱られ
(彼女は必死にどうすれば変われるかきっかけを
私に気づかせようとしてくれていた)
あー、また説教だ
なんでこんなに言われなきゃいけないの
なんでこんなに捌け口みたいに
この人から人格を否定されなきゃいけないの
心の底から怒りが込み上げてきて
睨みながら聞いていた
当然社長もそれに気がついて
関係はどんどん悪化
社長が全て正しいとは言いきれないけど
会社のなかでは絶対の存在だ
そうしたときに
日本でもコロナが流行して
嫌でも在宅を迫られる状況下に陥った
つづく