北海道一周徒歩旅行(17日目)網走〜富武士
6月19日。今日も朝からどんよりとした曇り空。気温は13℃しかなく肌寒い。朝5:30にホテルを出発。2.5キロ進んだ大曲で国道238号線に入る。北海道一周徒歩旅行はこの先稚内まで基本ずっとこの国道を歩き続けることになる。
左を見ると、国道に並行して細い道が伸びている。国鉄湧網線の廃線跡を活用したオホーツク自転車道だ。自転車ではないがせっかくなので歩いてみる。道路はきちんと整備されていて、雑草だらけの国道の歩道を歩くよりずっと快適だ。
右手には、国道からは見えない能取湖の珊瑚草群も望むことができる。ちなみに自転車とすれ違ったのは一度だけだった。
23キロの能取集落で左折し国道をショートカット。きつい坂を登り降りすると北見市の旧常呂町に入り再び238号線と合流する。セイコーマート常呂店で昼食を買う。コンビニはこの先当分ないので多めに買い込む。
しばらく単調な道を歩き40キロあたりで佐呂間町に入る。
時折現れる集落には宿泊施設やレストラン、物産店などがある。起伏の激しい道を歩き46キロあたりでようやくサロマ湖畔に出る。
本日の宿「ピラオロ荘」に着いたのは17:00過ぎ。少し高台にあり隣の展望台からはサロマ湖と富武士漁港が一望できる。
風呂と食事を済ませ19:00ごろ展望台に上がってみたが、周囲の木々に阻まれ日が落ちる所は見られなかった。