北海道一周徒歩旅行(16日目)斜里町日の出〜網走
6月18日。斜里バスターミナル8:10発知床五湖行きのバスに乗り、昨日のゴール地点日の出バス停まで戻り、歩きを再開。
朝から気温は20℃を超え蒸し暑い。
7キロほど歩いた所で国道を外れ、一直線の農道を真西へと進む。両サイド畑が広がり左手には斜里岳が望める。
ただし大型ダンプやトラクターの通行が多く、またそのせいで道路に轍ができていて決して歩きやすいとは言えない。
17キロあたりで昨日の宿泊地知床斜里駅まで戻り、駅前のコンビニで昼食を買う。
斜里から先は道道769号線を西へと進む。これまた一直線の道を7キロほど延々と歩く。
周辺は畑や草原が広がり、交通量も極めて少ないので、まるでこの世から隔絶されたかのような感覚に陥る。気温は29℃、南から生暖かい風が時折強く吹き付け、うだるような暑さだ。
小清水町に入ってから進路を北にとり、30キロ地点で止別駅前。このあたりで風向きが突然北風に変わり一気に10℃くらい気温が下がる。
止別からは釧網本線沿いに進路を取る。
やがて国道244号線に合流し36キロで小清水駅。
鉄道駅の隣に道の駅が併設されていてここで暫し小休止。国道はこの先、左手に濤沸湖、右手にお花畑やオホーツク海を眺めながらの気持ちの良い快走路が続く。
スタートから44キロで網走市に入る。すでに日が暮れかけているが、この先はずっと人家や建物が途切れることなく続くので、心細さは感じない。
鱒浦駅を過ぎてすぐ国道をそれ、少しきつい坂を登り網走の市街地に入る。
なか卯で晩ごはん、コンビニで明日の朝食を買い、21:00頃ようやく今日の宿「北海ホテル」に到着。
中標津をスタートして3日で172キロほど歩いたことになる。