【飲食店夫婦経営!!】 コロナ禍で変化した働き方
こんにちは!
静岡県三島市で
夫婦で生パスタのお店を経営してます、
土屋ゆうこです!
このコラムでは、
飲食店を夫婦経営している妻としての
私の目線で
思ったことを書き綴っていきます。
【コロナ禍で変わった、
飲食店夫婦経営のはたらき方と家事の話】
まず簡単に、
我が家の家族構成のご紹介をします。
旦那(44才、お店のオーナーシェフ)
私(39才、お店の接客、簡単な調理)
娘(小学校五年生、)
コロナ禍になる前の
うちの夫婦の勤務形態はこうでした。
旦那(お店のオーナー)がフルで働いていて、
私は週4くらいでランチに出る。
土日は、1日、お店にでる。
子供がまだ1歳の時にお店を始めたので、
10年ほどこんな感じでした。
(現在、娘は 11歳です!)
しかし、コロナ禍になり、
飲食店はかなりの
苦戦をしいたげられます。
あなたもご存知の通り、
人件費削減をしなくては
お店も生き残れなくなるのでは?
という事態。
「こりゃあ、四の五の言ってられないぞ。
私ももっと働かないと‥。」
自営業の奥様、
同じ気持ちかと思いますが‥。
自分が働かないと、もろに家計にひびく!
これ、あの時が
一番リアルに感じましたね‥。
今はというと、
ランチディナー、平日土日、
定休日以外は私もフルでお店に出ています。
「大変だねー!」
ま、まわりにはよく言われますね。
はじめはやっぱり、
毎日立ちっぱなしのフル勤務は、
身体が慣れなくてとてもキツかったです。
まあ、でも、
慣れる!慣れる!
それに、
仕事そのものは好きだったので、
勤務時間が増えた事での
心の負担はなかったのが
良かったですね!
ただ、家事、子育てはこうはいかなくて‥。
旦那と相談しながら、
乗り越えていくわけです。
「どっちが早起きするの!?」
私たち夫婦は、ふたりともお寝坊さんです。
早起き、ほんと、苦手。
今までは、当たり前のように
私が朝おきて、
娘を学校へ送り出していました。
しかし、
働く時間が大幅にふえた私を見て、
旦那が
「何か自分にできる事はないか?」
と、
こんなことを提案してくれたのです。
それが、これです!
平日のはんぶんは、旦那が朝おきて、
娘を学校に送り出す!
私の身体を心配して、
そんな風に言ってくれる旦那の気持ちが、
ほんと、素直に嬉しかったです。
で、やってみたのですが‥。
なんと、大変な事態に‥!
朝、私が娘を送り出さない日は‥!
私と娘が話をする時間がほとんど
なくなってしまいました。
ただでさえ、毎日勤務になり、
娘と夕飯を一緒に食べれるのは
週に一度!
定休日だけになってしまったのに!
朝の時間て、大切だったんだ‥!
この方法は、
(我が家の場合ですが、)
母親の私が、
娘のこころの変化にも
気づきにくくなってしまう!
(小学五年生、女子。なかなか多感です。)
やめよう!
結局、
朝は今まで通り私が娘を送り出して、
旦那は毎日の洗濯を
夜寝る前に干しておいてくれる、
という風に変わりました。
(朝、出すだけなので、楽チンなんです!)
「ずーっと二人一緒で、大丈夫か!?」
コロナ禍により、
私の働く時間が大幅に増え、
心配なのはこれだけではありません。
もちろん、体力面、娘のこと、と
とても心配ではあったのですが‥。
ある意味、これが一番心配でした!
そう、その心配事とは!
旦那と四六時中いっしょで、
夫婦けんかが勃発しまくるのでは!?
実際、飲食店夫婦経営の方って
どうなんでしょー!?
うちは、二人そろって気が強いので
ケンカなんて日常茶飯事です!
ほとんどのケンカの内容は、
お店の事での意見の食い違いなので
お互い仕事が大好きなんだな~!
と、
わかっているんですけどね!
まあ、とはいえ、
ケンカがとめられない
気の強い二人なので‥。
なるべくはやく、仲直りをする!
これが、二人できめたルールになってます。
だってですよ!
リアルな話、
夫婦ケンカなんてしてるお店、
嫌じゃないですか!
自分がお客さんだとして、
お店のひとがケンカしてたら
本当に嫌だ。(笑)
まあ、というか、
そんな甘い気持ちで商売はやったら
いけない!と、
お互いわかっているんです。
なので、
腹がたっても
オープン前には仲直り!(笑)
納得いかなくても、
スタッフさんが出勤する前には
仲直り!(笑)
なかば無理やりでもね。
いーんです!いーんです!
意地はって、
貴重な時間を無駄にする事の方が
よっぽどもったいない!
だって、10年も飲食店夫婦をやってれば
嫌でも分かりますよ!
お互いが、べつべつの方向を向いてると、
お店は絶対!!
よくならない!
そして私たちは、お店が大好き!!
ね。
だったら、仲直りすればいいじゃない。
って!
繰り返しますが、
もうお互い、わかってるんです。
まあ、こんなことも含めて、
【飲食店夫婦】なんだなぁと
最近はそんな風に思う
心の余裕もでできました。
コロナ禍になり、生活が大変になったか!?
あくまでも、うちのお店の場合、ですが。
私は旦那と協力しながら、
お客様によろこんで頂ける商品を
つくりあげるのが
めちゃくちゃ好きなんですね!
どれくらい好きかっていうと、
人生の幸せを感じるくらい!
生きててよかった!!!
って思うくらい、
それくらい、最高に楽しいんです!
で、コロナ禍になって。
二人で力をあわせて、
お客様が何を求めているか?
私たちに出きることは何があるか?
必死に、必死に、考えるんです。
それが、めちゃくちゃ楽しい!!!
もちろんね、
楽しい事だけじゃありませんよ。
実際、
落ちた売り上げをカバーするために
自分が仕事量をふやして、
娘との時間を削ってしまっているんです。
親としての罪悪感だって
感じてしまうときもあります。
だけど、じゃあ、
今のこの状況で私が娘にできる事は何か?
そう考えて、
メモで交換日記?のような事をしあったり。
一緒に過ごせる時は、会話を大切にしたり。
100点の親にはなれないけれど、
今この状況で、
自分の頭で考えて、
行動することはできるんです。
そうやって、背中を見せるやり方で
娘に何かしらのメッセージが
届いていたら嬉しいなと
思っています。
あ!
すこしお話、
脱線してしまいましたね!
飲食店夫婦経営の我が家。
こんな感じではありますが、
コロナ禍になり、必死になって、
なんとかやっています。
生きるため、娘のために。
負けるわけにはいかない!
もがいてるこの感じも、
なんとか楽しめています!
失敗を恐れない!
これ、旦那が大事にしてる言葉です。
今はやはり、飲食店には大変な時期で、
いろんな事へのチャレンジを
躊躇してしまいますよね?
でも、とまらない。
あきらめない。
走るのを、やめない。
チャレンジすることをやめない!
今のこの状況でも、
私たち飲食店にできること、
お客様に必要と思って貰えることを
探しだすんです!
前をみて、前をみて、つかれたら‥、
休んで。
そうです、きっと、大丈夫です。
失敗しても、大丈夫!
だって私たちは、ひとりじゃない。
私たちは、飲食店夫婦。
いや、飲食店家族、なんです。
ケンカしても、
みんなで一緒にいれば大丈夫!
もしも、
いざとなったら、お店を閉めてもいい。
そして、
またあなたがやりたいなら、
やればいい!
私がほしいものは、
本当は、お店ではないんです。
私がほしいものは、
【幸せ】なんです。
そのためには、家族の笑顔が必要で、
それには、あなたの笑顔が必要だから。
あなたが笑顔になるから、
あなたの頑張りを、
私の人生をかけて 応援したいから。
私は、私の幸せのために、
あなたとお店をやっていたい。
この、辛いコロナ禍で‥。
そんな事にも、気づくことができました。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます!
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