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Discordの画面共有映像をOBSでカスタマイズしよう【私的備忘録】

Discordで画面を共有する際に、配信画面をカスタムしたい場合があります。「キーボード操作も映像に含めたい」「音楽ファイルを流したい」など…。

これら機能が豊富にあるソフトウェアとして、配信,録画用ソフトであるOBS(無料)があります。Discordで画面共有する際にOBSを経由することで配信画面のカスタマイズが可能です。

OBSは有名なソフトウェアであり、導入方法は検索すると情報がたくさんありますので、ここでは割愛させてください。
今回はOBSとDiscordを接続する方法に絞って解説していきます。

仕組みがわかれば簡単なので、やってみましょう👏

OBSを用いて画面を配信する方法


1. OBSで「仮想カメラ」ボタンを押す

①仮想カメラを押してカメラデバイスとして配信を開始します。

 2. Discordで「OBS Virtual Camera」を選択して配信開始

②OBS Virtual Cameraを選択して、Go Liveを押す。

映像に関してはこの2ステップだけです👏

映像に音声も乗せたい場合は、以下の4ステップが追加で必要になります。

音声も配信する方法


残念ながらOBS Virtual Cameraには音声配信機能がありません。
ではどうするかというと、OBSのモニタリング機能を使用します。

モニタリング機能とは、OBSで配信,録画されている音声を配信者側で聞くために用意されている機能です。
例えば、このモニタリング機能を使うと、実際にどういう音声が配信されているのか耳で聞きながら調整することができます。BGM大きいかな~とか。

今回の手法では、このモニタリング機能を無理やり転用します。

1. VirtualAudioCableを用意する

VirtualAudioCableをインストールします。すごく有名なソフトの一つです。
このソフトウェアをインストールすると、スピーカーデバイスに「CABLE Input」、マイクデバイスに「CABLE Output」を指定できるようになります。

インストール方法は割愛。

2. OBSで音声のモニタリングデバイスを「CABLE Input」に設定する。

音声 > モニタリングデバイスでCABLE Inputを選択

VirtualAudioCableのインストールが完了すると、モニタリングデバイスに「CABLE Input」が表示されるようになるので、選択します。

これにより、VirtualAudioCableに音がインプットされるようになります。

3. OBSでモニタリングデバイスとして配信する音声を選択する

トップ画面の音声ミキサー左下にある歯車を押す
音声を流したいデバイスの音声モニタリングを「モニターと出力」を選択します。

【TIPS】「モニターと出力」と「モニターのみ(出力はミュート)」の違い

音声モニタリング選択時に「モニターのみ(出力はミュート)」「モニターと出力」の二つが表示されたと思います。

「モニターのみ(出力はミュート)」は、「音声モニタリング」には音が乗りますが、「配信開始」「録画開始」などに音声が乗りません。
「モニターと出力」はその逆で、「音声モニタリング」「配信開始」「録画開始」全てに音が乗ります。

今回はどちらを選択しても動くのですが、ここでは通常動作である「モニターと出力」を選択します。

Discordで配信する時にAUDIO DEVICEを「CABLE Output」にする

DiscordでOBS Virtual Camera配信する際にCABLE OutPutを選択

VirtualAudioCableにインプットされた音を、Discordでアウトプットとして出力するようにしてあげます。

これで完了です👏

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