高校生のムスコさんよりお金を借りてお寿司を食べる夜〜20241011
うっかりとはこのことです。
と、あらかじめ予防線を張っておきましょう。
おうちごはんパートナーのナヲです。
料理代行を生業としています。
本日午前中はリピートのお客さま。
お互い人見知りなんだろうな〜のシンパシーを感じつつ、信頼関係を築きつつです。
例えるなら、イメージの中の高倉健さんと徐々に心の距離を縮めていくような、「セーラー服と機関銃」の主人公星泉と組頭佐久間のような(ここは薬師丸ひろ子と渡瀬恒彦)、言葉は多くないけれどお好みも教えてもらいつつわかりつつ、お子さんの日々の成長を一緒に話しつつ、みたいな。
上手く書けないのですが、、、
私はお作りするのが嬉しいし楽しいし、言葉数は多くないのですが、そのことをまっすぐ受け止めてくださっている、それをまたこちらも感じる。ありがたし、なのです。
「作るのを見てもいいですか?」から始まり、「先週の〇〇がおいしかったです」とか、かわいいお子さまがおしゃべり上手になっていったりとか。
お互いの手探り感があった気がするのですが、今では感想+リピートメニューもいただけるようになりました。
そんな今週。リクエストメニュー+新規提案メニューをいただき、気づけば盛りだくさん!?
これは収まるのかな?と不安を感じたのですが、時間のバッファをいただき全部やってみよう〜の回となりました。
そんな午前中から、午後は新規のお客さまへお伺い。
直前にご予約いただいたので、アレルギーや苦手食材をお伺いした後はご訪問時に。
三兄弟とのことで、大変さの想像マックスだったのですが、、、お子さまたちの礼儀正しさとコミュニケーション能力にビックリ!
初対面でもあいさつはもちろん、いろいろな話(しかも料理にまつわること)をしてくれて。
きっと、ご両親(特に接する時間の長いお母さん)が対:人、モノに関わらず、分け隔てなく接していらっしゃるのかな、それが愛情となって実感できているからまっすぐなんだろうな〜と感慨深くなりました。
とはいえ、途中はそれぞれ喧嘩したり習い事の送り迎えがあったり、お母さんの忙しさ、半端なし!!
さらに私にもお気遣いをいただいて、すごいな〜しかありませんでした。
神は細部に宿る
そういうことよね、と思いつつ、自分もおいしさのひと手間は手を抜かずにいこうと改めて思いながら進めました。
というわけで、割と頭も使った1日であったので仕事終わりには「お寿司食べたい」モードに。
ひそかに回転寿司に行きたい、、、とも思っていたのですが、みんなのタイミングやらなんやらであわずなので、もう、出前をしてしまえ!
で、メニューを見比べやっとのことで注文を完了、と思ったら、ぼんやりしすぎてクレジット決済にするところを、、、というか、決済画面あったっけ?と思い返し、、、確認したら、、、現金、、、
自分の手元に現金はありません。(きっぱり)
今から下ろしにいく→その間に配達が来たら?その前に、まったく疲れて動きたくない
すでに決済は変更できない
おそらく、お年玉界隈をたんす貯金していると見たムスコさんにお金を借りることを打診しました。
翌日に返します、を前提に交渉成立。
ムスコさんにお金を借りて、無事にお寿司をいただくことができました。
ありがとう。