日記#18 『ルーツ』

最近、映像の世紀っていうドキュメンタリー映画(?)を見ている。この作品、世界史の授業で見てて、重要な所やテスト範囲の所だけしか見ていなかったので、全部一から見ることにした。これがとても勉強になる。何を吸収できているのかはさて置いて、こうして歴史を学んでいると、だからこうなのか、ってなることがある。第一次大戦でなぜアメリカが成長を遂げたのか、どうして小国の日本がロシアとの日露戦争で互角に戦えたのか(第一次大戦あたりの話が多いのは、ちょうどそこを見ているから)。全てはルーツがあり、ルーツから線を伸ばしていて、今もなお伸びているのだ。それはある点で折り曲がったり、Uターンしているのかもしれないが、何がどうであれ線は伸びている。
何かと国際化と叫ばれる今、少しでも歴史を、ルーツを学ぶのは悪くないことなのかもしれない。

そして最近、小学校からの友達と飯を食いに行った。相も変わらずやっていて、それなりに順調そうだった。あるいはそう見えているだけなのかもしれない。少なくとも僕にはそう見えた。なんだか羨ましかった。彼はやれるべきことを行い、日常をこなしている。単純に凄いなと思った。言ってる分には簡単かもしれないけれど、やるのは大変な事だ。成功者はさも簡単そうにやってのけるが、僕みたいな敗者がやってみようと思ったところで壁は分厚く、到底乗り越えられそうにない。僕には見えない彼の背中には乗り越えた相応の傷があるのかもしれない。
過ぎ去った時間は返っては来ないから、今から努力せねばならないのだろうな。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?