日記#5 『呪いと約束、毎日投稿について』

何回も言ってるんだけど、ある種の約束って呪いに限りなく近いと思う。例えば、僕は小学三年生の時に神奈川県から引っ越して来たけど、その時に交わした約束を未だに覚えている。「大人になって戻ってきた時、○○公園(僕とその子の家の丁度中間にあった公園)で遊ぼうね」と。言い方やセリフは違えど、ニュアンスとしては概ね合致している。僕はこの約束を覚えているせい(あるいはお陰)で、未だに神奈川県にいるであろう約束を交わした子のことを思い出す。これはもはや呪いと言っても差し支えないだろう。だけれどこういう呪いがあるおかげで、僕が確かに存在したという証明、もしくは誰かと一緒に生きていたという証が出来るのだ。
他にも「その髪型かわいいね」って好きな子に言われた女の子はずっとその髪型のままになってしまうだろうし、小さい時に近所のお兄さんに恋してた少女は「10年後、結婚しようね」とお兄さんに言われれば恋人を作らない10年間になるかもしれない。
これって僕みたいな寂しい人間にとっては救いになるし、心が繊細な人からしたら呪いになるのだろうと思う。

そういえば、毎日投稿を目標に掲げて頑張ってるけれど、3日目にして挫けそうだ。YouTubeとかでもやってる人いるけど、とんでもない努力の結晶だと思う。もしくはそのクオリティに甘えているか。僕は後者だ。ある程度のクオリティを毎日提供する。これが正解な気がする。会心の一撃な小説(あるいは日記、記事など)を書いたところで、それが認知されなければなんの意味もない。だったら少しでも目に触れてもらい、気に入って貰えたら御の字くらいの心意気の方がやりやすい。単純に僕が甘えているだけだとも思うけれど。ただ、小説に関しては妥協したくない。日記は別にいい。日記は緩く書いて、ちょっとそれっぽくなればいい。お金はとってないしいいよね。




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