youtube著作権侵害の通報がフェアユースの論理で削除が保留された際に私が書いた説明文
youtubeで私の動画を転載している人がいたので
動画削除の通報を行いました。
(人物名は、この記事の文末に記載をしています。)
この人物はすでに私によって2回削除をされています。
3度目もサクサクと削除できるかと思い、
通報をした所、
youtubeから次のようなメールの内容が返ってきました。
著作権侵害申請をフェアユースで保留したユーチューブ運営
もう少し権利侵害の内容を説明してほしい。
youtubeではフェアユースという仕組みも取り入れているから、
著作権者の同意なくても、youtubeは削除しないこともある。
という理屈です。
私はこのメールを見て、愕然としました。
どう考えても、私が削除申請した動画には、
削除されるべき理由しかありえないと思ったからです。
そこで私は
フェアユースとはなにかを調べ、
自分の権利侵害について、
youtubeに対して説明文を書きました。
今回の記事では、
youtube著作権侵害の通報がフェアユースの論理で削除が保留された際に私が書いた説明文
を紹介します。
私がユーチューブ運営にメールで送った文章全文
お世話になります。
メールで質問された内容について、
下記の通り回答します。
(1)フェアユースは日本に適用されず日本の著作権法に従って判断されるべき
まずフェアユースは米国著作権法の制度であり、日本にはそのような制度はありません。
つまり、
「アメリカ法のフェアユースの規定は、さまざまな事情を総合的に考慮して著作権侵害にあたるかどうかを判断する、いわば包括的な例外規定です。
しかし、日本の著作権法はこのような包括的な例外規定は設けず、著作物の種類、使用の目的、使用態様などに応じて個別具体的な例外規定を列挙しています。」
出典: https://www.businesslawyers.jp/practices/595
ですから日本国内の日本人間の著作権法にめぐる紛争では著作権法に従い、
著作権法違反か否かを考えていくべきです。
(2)日本の著作権法の著作権の権利と制限の規定
日本の著作権法では、著作権の権利として
著作権の権利は著作財産権、著作者人格権、著作隣接権を規定しています。
(著作権法第10条~29条まで)
他方著作権の制限として第30条~50条の規定があります。
※しかし著作権の制限もまた第50条が次のように規定するように、
著作者人格権について、十分に考慮されるべきものでなくてはいけません。
●(著作者人格権との関係)
第五十条 この款の規定は、著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならない。
つまり、著作権の制限自体にも、無制限ではないということです。
そしてウィキペディア日本語版の著作者人格権の項目には、
著作者人格権として次の内容が記述されています。
1.著作者人格権 (著作者が精神的に傷つけられない権利の総称)
2.公表権 (無断で著作物そのものを公表されない権利)
3.氏名表示権 (著作物を公表する際に著作者名の表記を決定する権利で、実名以外に無名または変名使用も含む)
4.同一性保持権 (無断で著作物を改変されて誤解を受けない権利)
5.名誉声望保持権 (著作物を適切な場所に展示するなど、著作者の社会的評価を守る権利)
6.出版権廃絶請求権 (著作物の内容に確信を持てなくなった際に著作物の複製をやめるよう求める権利)
7.修正増減請求権 (改めて複製する際に修正バージョンを適用するよう求める権利)
(3)私の考え
さて今回、私が著作権侵害として、youtubeに申し立てをした対象の動画ですが、
私が著作権の制限の条文を一通り読んで検討しましたが、
著作権が制限される規定を見つけることが出来ませんでした、
むしろ、私の著作者人格権、特に
4.同一性保持権
5.名誉声望保持権
を侵害するものと私は考えます。
具体的に私の権利侵害を詳述したいと思います。
下記は私が削除を求める動画の内容になります、
●youtubeに申し立てをした対象の動画
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
.タイトル
【恐喝】【脅迫】宮藤真希子んさんの証拠と口コミ
.動画説明欄
何かあったときの保険として動画をアップしてみます。
八戸警察には通報。自宅に警察が注意に行っても懲りない様子。
次は書類提出へと。https://nihongo1000.red/
.公開方式:限定公開
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記動画内の文章を読む限り、
私が犯罪者であることを断言して、
動画閲覧者に通報を呼びかけています。
具体的には下記の通りです。
タイムスタンプ 0:04
・危険です。 警察を早く対応を
・宮藤真希子の行為は本当の犯罪に見えます。
タイムスタンプ 0:15
どう考えても脅しに見える
タイムスタンプ 0:22
気づいた方は警察に通報を
タイムスタンプ 0:33
これは犯罪だと思う
上記動画は限定リンクになっていますが、
下記サイトで動画を引用して、
万人が閲覧される状態になっています。
https://nihongo1000.red/category2/entry165.html
つまり、この動画が消去されない限り、
私は犯罪を行った人物と誤解されて、
社会的評価が下がる危険性があります。
これはすなわり、私の著作者人格権の内容にある
4.同一性保持権 (無断で著作物を改変されて誤解を受けない権利)
5.名誉声望保持権 (著作物を適切な場所に展示するなど、著作者の社会的評価を守る権利)
を侵害されると言えます。
(4)結論
それゆえ私はyoutubeに申し立てた対象の動画削除を希望します。
説明は以上となります。
アメリカのフェアユースの制度はよく知りませんが、
しかし
・悪意を持った名誉毀損
・肖像権侵害
・度重なるチャンネル運営者の著作権侵害
を勘案するならば、
削除希望の動画はフェアユースによって、
保護されるとは思えません。
その点は万国共通だと思います。
それでは、宜しくおねがいします。
私に対し著作権侵害等の犯罪行為を繰り返す情報商材屋 nihongo1000
nihongo1000、本名、梅林昭郷という人物は
私が運営する youtube 動画の一部をスクショして、私の画像を
使用して、 私がナイフを振り上げて恐喝・脅迫をしていると述べています。
そしてこのような行為は、私の動画内の内容と全く違う事実無根の言説です。
youtube以外にも
・note
・ニコニコ動画
・独自ドメインのサイト
で私の画像を無断で使用して、 名誉毀損行為を行っています。
違法なコンテンツが削除されない場合、そして別のメディア媒体でこのような今後デマ拡散がしつこい場合、権利侵害が継続したままですので、 警察署に相談して被害届を出す予定
です