年末年始の台所日記①
備忘録もかねて、年末年始(2024→2025)の胃袋の記録です。
note初心者ゆえ、構成などスマートじゃないかもですが(写真欲張りすぎな気がしている)徒然なるままに~。
今年は1月末から大きい旅の予定が控えていたため実家には帰らず。
その代わり、両親、きょうだいが空路・陸路で我々夫婦2人暮らしの地へ大集合。食を軸に振り返ります。
~1/29~
両親は早3日目。27の夜に着いて、その日は私が飲み会だったためお構いできず。28は父親の希望で遠出し、夜は朝に仕込んだカレーを食べた。
バーモントカレーの中辛。重松清さんの名作「カレーライス」に出てくる名台詞「おまえもう、中辛だったのか」を何度でも思い出す。
何の変哲もないジャパニーズカレーが大好き。
この日は大きな予定もなく、まちをぶらぶらするなど。
古本屋や老舗活版印刷屋さんを覗いて帰宅。
ずっと飲んでみたかったナチュラルワインとともに、ポルトガル料理を振る舞う。手前みそですが、激うまでした。
~1/30~
仕事で昼過ぎに家を出る夫とともに行動する予定が、父の体調が悪化。
しばらく家でゆっくりし、「やっぱり大丈夫かも。行きたい」と言い出したので15時頃行動開始。父が愛してやまない安藤忠雄氏の関わっている大阪・ウメキタのグラングリーンへ。
東京は皇居を中心とした街づくりゆえ、意外にも至る所に緑が意図的に配置されていますよね。それに比べ大阪はコンクリートのにおいがより強かった気がするけれど、この再開発で緑との融合が進むんじゃないかな。そんなことを感じました。
グランフロントの紀伊國屋に寄り、次の目的地鶴橋へ。
改札を通ろうとしたところで事件が。父がお財布を紛失。スイカもない。
物をなくす天才なので何の意外性もないが、#梅田財布事件 として刻まれた。大騒ぎした後、この日はあきらめ、気を取り直して鶴橋へ向かう。
ホームへ降りた瞬間に焼き肉のにおいが漂うこのまちが好き。ちなみに、このにおいは環境省のお墨付きであることをご存じでしょうか。
風景(景観)を将来に残していくために環境省が公募した「かおり風景100選」に「鶴橋駅周辺のにぎわい」が選ばれているのです…。最高。
予約していたタッカンマリ屋さんで鍋を囲んだ。以前一人で中に入ったら「ランチメニューはない。一人だと割高ですよ」と言われ、リベンジしようと思っていたお店。
父は永遠に「タッカンマリ」を正しく言えなかったので「達観したマリさん(我々の知り合いにマリさんという方がいる)だよ」と教えたら一発で言えるようになった。
お味は想像通り、絶品。手羽元で作るお手軽レシピで試したことはあったけれど、
お店で食べるのは初めて。ここのは特に濃厚仕様になっていておいしかった。
たれを自分好みに仕上げるのですが、こういうの大好き。
この一手間、マレーシアで食べた肉骨茶(バクテー)を彷彿とさせる。
※バクテー、最初食べ方を盛大にミスしていた。
梅田財布事件勃発時に一度憎しみあったものの、両親も大満足。
財布は翌日見つかりました。拾ってくださった方、曽根先警察署の会計係さま、感謝です。
~12/31~
夕方に兄が合流。なんと東京から愛車で(名古屋に一泊)。ロードムービー的な旅程にあこがれていたらしい。
この日は、作ってみたかった牛すじ大根をメインに、大晦日なのでおそばと天ぷら(牡蠣、エビ、大葉、にんじんとタマネギのかき揚げ)、上海煮卵などなど。
たっぷり作ったつもりが、すぐになくなった。
それから、天ぷらはもっとブラッシュアップしたいところ。
9時半頃に、末っ子が合流。社会人一年目。大晦日の出番を終え、東京駅から新幹線に乗ってやってきました。社会人頑張ってるね。
あこがれのレモンケーキが有名な「サルカラ」さん。
兄の住まいから近い三軒茶屋に店舗ができたので「年末のお土産にいいんじゃない?」と超具体的に指定。なんと、レモンケーキは目の前で在庫すべて買っていった方がいたためゲットならずとのことでしたが、いろんな焼き菓子を買ってきてくれました。バジルとイチゴのマドレーヌ(たぶん)が特においしかった。