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初めてフィジーク大会に出場した感想

こんにちは、もんじです。

このnoteを書いている本日30歳になりました!

2021年5月、20代の最後に何か新しいことに挑戦したいと思い、
フィジーク大会出場を決意しました。
筋トレ歴は今年で5年目、本格的に始めてからは2年程度。
まさか暇つぶしに24時間ジムに入会した僕が
コンテストに出ることになるとは驚きです。

そんな僕ですが、先日コンテストに出場したので
実際に大会に出て感じたことや学びを整理しました。
大会に出ようか悩んでいる人、何か新しい挑戦をしたい人の
背中を押せると嬉しいです。

ちなみに5ヶ月の減量の成果は、
体脂肪率:17.2%→5.8%
体重:73.5kg→65.8kg
自分の中では大変身できたと思います(元の素材が悪すぎるww)

大会に出場したきっかけ


きっかけは2つあります。

1つ目は整体の先生。
2021年夏、僕は脚のトレーニングで軽い肉離れを起こしました。
近所の整体で診てもらったら全治3週間と診断されて絶望的でした。
怪我してしまったのは仕方ない、怪我しないためにどうしたらいいかを
考え(切り替え早!)先生に質問攻めしました。

日頃のケアについて話している時の
先生の表情や目がとても印象的で、
本当に今の仕事が好きなのが伝わってきました。

その日、家に帰ってからも先生のあの表情が忘れられず、
なぜ自分はこんなに感情が動かされたのか?を考えた結果、
何かに熱中していたり、自分の「好き」が溢れている人に
惹かれていることに気が付きました。

好きが溢れている人って輝きがありますよね。
自分も何かに熱中したいと思いました。

2つ目は、20代最後の年であること。
20代を振り返った時に自分が本気で熱中していていたのは
大学生のときにやっていたゴルフくらいです。
(当時はゴルフ場でバイトしていたこともあって
毎日500球くらい球打ちをしていました。
完全に脳みそがゴルフで支配されてましたww)

もう一度あの時の熱中した経験をしたいと考えた時に、
自分が一番好きなもの=筋トレだと思い、
最後何か熱中した思い出をつくりたいと思い
コンテストに出場しました。

別にコンテストじゃなくてもいいのでは?と思いましたが、
たまたま周りで出場している人がいたのと、
1年に1回自分が全く経験したことのないことを
やってみたい人なのでコンテストを選びました。

減量で辛かったこと

たくさんあるのですが一番辛かったのは体重が停滞した時でした。
大会まで残り1ヶ月、体脂肪率が10%切ったあたりから
全く体重が落ちなくなりました。

体重計が壊れているのが悪いと言い聞かせた。

見た目が大事なのはわかりつつも数字が気になる。
でも日々ちゃんとやることはやっている。
だから信じるしかない。

正直そんな精神状態は今まで味わったことがなかったので
本当に辛かったです。
結果的には2週間で停滞期は抜けたのですが、
この時信じぬくことの大事さと忍耐力は大きな学びになりました。

あと今だから言えますが当時転職活動もしていたので
減量末期に面接で落ちたときはメンタルボロボロでした・・・
たぶんこの時の精神状態も停滞に影響していたはず。

転職活動とダイエットは一緒にやるものではないです。


減量で学んだ「環境づくり」の大切さ

僕の弱みは実行管理力。
辛いことがあると逃げることばかり考える性格なので
逃げられない環境を作りました。
具体的にやったことは、

①とにかく宣言した
SNSで大会出ますと宣言したりとにかく周りに言いまくりました。
宣言することで逃げられない環境を作りました。

②友人を巻き込んだ
友人と合トレしたり、大会に出る人と交流したり
モチベーションを維持する環境をつくりました。

③食事指導とトレーニング指導を依頼した
コーチをつければ逃げられないと思い
食事指導とトレーニング指導を申し込みました。
(これが一番効果があった)

④迷うことなく大会にエントリーする
仕上がったら出ようとか思わず即大会に申し込みました。
出るか出ないか考える選択肢を与えないことで
やるしかない状況を無理やり作りました。
(ちなみに大会のエントリー関連費用は
30,000円かかりました)

とにかく逃げ出さないように周囲の人を巻き込み、
外部の人にお金を払ってサポートを依頼し、
もうやるしかない後に引けない状況を作り出したのがよかったです。

減量で学んだ「自分の軸を持つことの大切さ」

大会まで残り1ヶ月、いわゆる「減量末期」
この時が一番辛かったです。

毎日夕方に異様な倦怠感(熱はない)を感じ、
夕方にはエネルギー切れを起こす。
そんな状況になると「なんで自分はこんなにがんばるのか?」
「なぜここまでやる必要があるのか?」と感じます。

そんな時大切なのが「自分の軸」を持つこと。
僕はこの大会を通じて必ず成し遂げたいことが2つありました。

1つ目は「やり切り力」をつけることです。
何か1つのことを本気でやり切ることで大きな自信が得られるし
この経験が次の挑戦の糧になると信じてます。

2つ目は「食事の大切さを広めたい」からです。
僕は筋トレを通じて食事の大切さを知り、
正しい食生活を心がけた結果、ニキビ肌が改善されました。

中学の頃からニキビ肌には悩まれ外用薬や皮膚科に
何度も通ってきたけど治らずもうだめだと諦めていました。
でも筋トレで食事の大切さに気づいてから肌が生まれ変わりました。
同じく肌に関するトラブルを抱えている人に、
肌を治す方法の1つに食事があるよと伝えていきたい。
大会を通じて少しでも変わった自分の姿を見せることができたら
みんな聞いてくれるかもしれないと思いました。

減量を通じて、ぶれない軸や成し遂げたいことは
必ず考えておくべきだと思います。

大会に出場して感じたこと


本当に周りのサポートがあったからこそできた挑戦でした。
特に家族の協力なしでは大会はがんばれないと感じました。

・一緒に同じものを食べれない寂しさ
・デートに行っても自分はコーヒーだけで耐えるしかないもどかしさ
(隣で甘いもの食べている人をみるのは辛かったww)
・減量が近づくにつれて些細なことでイライラする自分

「犠牲」はたくさんありました。
それでも最後まで応援してくれる周りの人には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!

なんでこんな思いをしても大会に出るのか
自分でもよくわかりませんでしたが、
今回初めてコンテストに出てみて
ステージに立った瞬間、今までの辛い思いが映像で蘇り、
力がみなぎってくる感覚は最高でした。
(言語化難しい、伝われーww)

この感覚がおそらく辛い思いをしても
また大会に出る原動力だと思います。

おわりに

初めて出場した大会は本当に学ぶことが多く
人前に出るのが嫌いな自分でも本当にステージに立つことが
楽しかったし、また出場したいと思いました。

大会の結果は残念ながら予選落ちでしたが、
優勝している選手と自分のからだのGAPと今後何をやるべきかを
わかったので今後も引き続き自分の
からだづくりに励みつつ、来年には周りの人から
トレーニング教えてくれと言われるように
いろんな数値データと理論を勉強しようと思います。




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