いいものが残る。
今日、「生存バイアス」という言葉に出会った。(バイアスに関する記事)
生き残ったから声が届くわけで、その周りには多くの挫折や失敗があるってことを無視して、行動=成功みたいな発想になってしまいがち。短絡的に考えてしましがちってのはこの間の話に近いところがあるかなと思います。
世の中のほとんどのものに接する時に忘れたくはない考え方だなと。うまくいったから君も!!というのは受け取る側も気をつける必要があるなと、盲目的に信じることも大切だが、やる気搾取に合うケースもやはり多い。若い元気な時代に、どんな挑戦をするかなんて人それぞれだけど、ふと止まって、そこまでには大きなくぼみは必ず存在してるってことを。とはいえ、そんなことを助言しても、聞かない人は聞かないし、聞くひとは聞くから、という話だが、今後自分が何かに取り組む時に、プライベートでも、仕事でも、ふっと浮かび上がる位置に置いておきたい考えです。
で、タイトルの話ですが、よく昔の〇〇は良かったという話に関して。いい部分のみハイライトすることによってそれが特殊な一例なのにも関わらず、全体的に良かったみたいに広がってしまうことは不可避だなと感じ、受け取る側がリテラシー持って聞かなくっちゃなと思いました。
今でも残っている古い書物はそれ自体が時代を象徴する傑作だっただけで、古いからいいというわけではない。その時代にもくだらない作品はごまんと存在していた。
なんかすごくふんわりした内容でしたが、要は、外から入る情報に対して拡大解釈せずきちんとしたリテラシーを持って聞くことが肝要と思いました。
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