色を潰された心
少しストーリー気味です。下手くそです。
色を潰された心
ある心の物語です。
心はある子の心でした。
心は自分の色が、どんどん消えかかっている事に気づきました。
ある子は、周りから、
「強くなりなさい!」
「弱すぎだ、皆頑張ってるのに」
「変な人」
「〇〇ちゃんって、変わってる」
沢山の陰口を言われ、大人からも弱いと言われ続けました。
心には、沢山の矢が刺さってました。
「痛い...」
いつも泣いてました。
心の声は、ある子には届いてました。
けど、
「自分が弱いんだ、もっと強くならないと」
「変なんだ、普通になりたい」
心の声を聞いてくれないようになってました。
ある子は、周りに合わせ、
心に無い感情を生み出して、必死になっていました。
周りからは、
「お前頑張れ」
「最近強くなったね」
ある子は喜びました。認められてると思いました。
心の周りには、光がどんどん失われていきました。
「暗いよ、もっと聞いてよ!、色が...」
心の色が薄くなり出していました。
ある子は、段々と自分自身を見失っていきました。
「私らしさって何?。私のしたい事は何?」
心は自分の声が届かなくなっている事に気づきました。
「自分はもうダメなんだ、終わりだ...」
色を失った心は、死んだも同然でした。
「君は周りの色に喰い尽くされた。僕はこれからしばらく動けない。いつか自分の全てを晒け出して。色が輝くのはその時。周りの人が君の色を認めなくても、僕は僕の色が好きだ」
そう言って、見えなくなりました。
人間の個性で一緒のものはないです。
社会や世間の色より、自分の色を感情を感覚を大切に。本当に生きてるとは、そういう事。