フルセルフレジは認知症防止に一役買っていると思う
フルセルフレジは認知症防止に一役買っていると思っているのですが、どうでしょう?
設置されている場所や形態によって多少仕様が違うと思いますが、一番よく見慣れている私のレジパート勤め先である某スーパーのフルセルフレジで、検証したいと思います。
某当店ではフルセルフでも二種類あります。現金が使えるレジと現金が使えないレジです。
まず初めに、①「支払いを何でするのかの選択」を画面タッチで求められます。現金が使えないレジは現金の選択肢がありません。そこで現金支払いの場合は場所の移動が求められますね。
蛇足ですが、ほとんどの人はそこで現金支払いできないのですか?とか、
当店は左右に並んで平行に同数並んでいるから、後ろを振り向いて向かいのレジは現金が使えると気づいて移動したりします。
もちろんレジに並ぶための入り口にも表示は掲げているし、足元の床にも現金使える、使えないが表示してあります。
そこまでしてあるのにいざ支払いになってから「現金使えないの?」と言ってくる人がごく少数ですが、います。
数個のお買い上げならば現金使用可能レジでもう一度登録してもらえればいいのですが、多数だと大変ですよね。
もちろん対処方ありますが、今回は話が違うので。
さて、支払い方法選択したら、品物についているバーコードを読ませるのですが、感度はなかなか良いです。
私なぞはいちいち画面などは確認せずにあの「ピッ」という音で判断するわけですが、②「ピッと鳴ったら画面を見て、登録されているか確認」してから持ってきた袋なりカバンなりに入れていくわけです。
バーコードのついている位置も物によって違うわけです。
表面にあったり裏にあったり、店側が張り付けるバーコードであったり。
ここで豆知識。
バーコードの位置をよく探すレジの人はまだ手馴れていないので、レジを早く済ませてほしければ避けましょう。
バーコードの位置なんて千差万別ですが、逆に言うとなんとなく法則はあります。
市販品の食パンは底にバーコードがあります。
箱入りレトルトパックのパスタソースや炒め物に絡める系の商品には側面にバーコードがあったりするのもあります。いずれも慣れていないと結構見つけるのに時間かかります。
探しもせずに市販品食パンの底をすぐにレジ登録する人や、
そういったもののバーコードに位置を直ぐに見つけ出せる人は慣れている人ですのでそういう人の所に並びましょう。
歳いってるからベテランだと思ってもそんなことはないです。
そんな風に③「バーコードを見つけ出す」ということをしなければなりません。
バーコードがない場合、画面にある④「バーコードなしをタッチ」します。
画面が切り替わって、いわゆる一点買いの商品が絵柄付きで並びます。
野菜や果物が多いですが、総菜もあります。
その中から⑤「該当商品を探してタッチ」しなければなりません。画面に乗り切れていない場合がほとんどなので、なければ⑥「次ページや、果物類画面、総菜系画面の切り変えの箇所のタッチ」が必要になります。
該当商品タッチ後、画面が変わります。個数の登録です。数字が並んでいて、お買い上げいただいた品物の⑦「個数登録」をお願いされます。
全てが登録し終わったらいよいよお会計です。⑧「お会計画面をタッチ」します。
ここでお会計の前にすることがあります。某ポイントカードの有無を聞かれるのです。
⑨「持っていなければ持っていない画面タッチでお会計画面ですが、
持っている場合、ここでもカードとモバイルの選択があるので、持っている方をタッチ」します。
タッチすると画面が切り替わり、⑩「カードの場合はスキャンを、モバイルの場合はバーコードの読み込み」を要求されます。
正しく読み込まれた場合、次にこの⑪「ポイントを使用するかしないか」を問われます。
もうお分かりですね。使用するを選択した場合、⑫「ポイントをどのくらい使用するかを数字入力」で要求されるわけです。
ポイント数入力後、念のためもう一度聞かれて、そしてやっとお会計。
始めに選択したけれど、場合によってはもう一度支払方法選択画面が表れます。
ちなみに現金、カード、電子マネー、スマホ決済の4通り。商品券などのイレギュラーもありますけれど。
少なくても「お支払い方法の選択」から実際に「お金を支払う」画面まで最低5通りはこなさないといけません。すなわち①②③⑧⑨(実際は②と③の行動順序が逆だけど文章の構成上)。ちなみに⑨はレジのシステム上、必ず表示されるのでここも必ずしなければならない選択になります。
フルセルレジ設置してあるけど皆使わない、という記事が散見されますけれど、どういうわけか、当店はフルセルフレジ絶好調です。
従業員のいるレジが空いているのに老若男女問わずフルセルレジ、並んでいることしょっちゅうです。
お年寄りも結構使っているので、そしてその人達はゆっくりとやっているのでそれも混む理由の一つでしょうね。
あと、現金使えるレジと使えないレジが同数なので、現金使用可能レジが並んでしまうことがしばしあります。
従業員のいるレジは全て使えますよ、念のため。
フルセルフレジはお客さま自身でほぼ全て完結していただくことが前提なので、バーコードが見つからなくても、画面に品物見つからなくてもほとんど見守っています(私は)。
呼ばれた時とか、バーコード登録なのに画面で登録してしまったとかを確認できた時に出向きます。
だからお年寄りが懸命にバーコード探していたり、画面から品物探している時も「ボケ防止のため頑張れ」と、心でエールを送っています。
蛇足ながらフルセルフレジなのに「これ、1個しか買っていないのに2個打たれているんだけど」と不満げに訴えてくる人が少数ですが、います。
いやお前がやったんだろ、なにキレ気味なんだよ、と思います。
割合はお会計画面になってから現金使えないとわかる人と同じくらいですかね?
こちらも、スタート画面で現金支払いの選択肢がないのになぜ続けるのだろうと思うことしきりです。