覚悟をしよう
コロナ禍が明けて本格的に市場が廻り出した感があるが、変わったことが一つあるような気がする。
それは圧倒的な人手不足による欠け。
これまでは(多分)定年退職の年齢になった方が、乞われて、あるいは遊んでいるのもなんだからちょっとした小遣い稼ぎなどなど理由は色々あれど、低賃金でも働いていた。
が、例のコロナ騒ぎで一時的ではあるが、いつまでかはわからない世界的な経済縮小。その結果、事業の縮小。もちろん人手も余る。
当然、必然の結果として、もう定年だけど人手がないからと働いていたこれらの人々が人材整理対象となる。
が、彼らは言い換えればベテランばかり。これが後々響く。
コロナ禍が明けて世の中がある意味正常に動き出した。
が、これまでの歪が出てきたような事故があちこちでチラホラ起きているような気がする。
例えばどこだかの橋桁の落下事故。確かに私の子供の頃、つまり高度成長期には割とあったような気がする。たびに日本特有の安全性との兼ね合いを考慮して考慮してここ数年はこのような事故は滅多に起きていなかったような気がする。
あるライブは死亡者が出て中止になったし、B`zのツアー中にもセットを組んでいる最中に事故が起きて負傷者を出した。私が知る限りでは始めてである。
他にもどこだかの橋の下の高さ制限超過でぶつけただとか、最近では例の潰れたケーキが届いた問題。
これまでは一度もなかったという。
私達は今までなかったことはこれからはあるかもしれないということを覚悟しておかないといけないだろう。
量を取るか、質を取るかを迫られるかもしれない。
指定配達どころか届けば御の字、段ボールが潰れていても中身が無事ならばよしとしましょう、となるだろう。まあこれは私もそう思うわけで、中には品物は無事なのに段ボールが潰れていたからと交換を要求する人がいるそうで。
元々人手不足だったわけだけど、例えばどこだかの工事現場などで注意してみると外国人労働者がいることがわかるだろう。
飲食店で。コンビニで。
配送業の仕分け作業員のようなところは当然それより前からそれも結構な人数いた。(夫運送業歴長いので現場確認済)
ここはコロナ禍になってむしろ忙しくなった現場だが、夫に言わせれば「植木鉢を平気で上下逆さまにする」そうだ。
ケーキの件は結局原因解明は不可能となってしまったが、監修のシェフや扱った店舗の可能性は色々考えてみても可能性は低く、配送段階である可能性が高いだろう。(ネット情報によると該当したのはウー○ー配達だったらしい。)
全ての外国人労働者がそうである、とは言わない。がしかし、散々述べてきたように丁寧さだとか規律だとかそういったことに特殊性すらあると思わせてしまうのが日本(人)で、そこが日本人たる所以でもあるのかもしれないが、今までは一から十まで日本人だったからなし得た事柄だったかもしれないのだ。何しろ日本は非常識な国なのだから。
今まで以上に配送品が増えたが、人手不足を担ってたベテラン勢が抜けて、そこにアバウトな外国人労働者が入ってくる。
品物が日時通りに届かないのが当たり前、ともすると配送途中で紛失もあり得る。注文した商品と届いた商品が違っていたりもする。
無事に届いてなんぼが世界のスタンダード。
荷物の配送くらいならば被害被るのは個人だが、工事現場とかって、ちょっと怖い。
そのあたりもこれからの日本人は覚悟しないといけない。
今までのようなサービスはもう受けられないと。
いつまで直らない橋。舗装されない道路。タクシー、バス、電車等減る交通機関。
愛想のない店員。気の利かないウエイトレスetc・・・・
まあ接客業務ばかりだった私からすると客は求め過ぎの依存し過ぎだけど。
弁当買った客になぜこちらから「箸おつけしますか?」と聞かないと怒られるのだ?
自分で気づけや!
そこをこれから増える外国人労働者に求めますか?
それを注意したら外国人労働者辞めちゃいます。
ただ安全性が大事な業者には、細かい所も求めますけど。