某女優の自死について
私は自殺は絶対にいけないとは思っていない。以前自己診断鬱になった時に、待っていたタイミングがあったらおそらく実行していたと思うから。
ただ今回は言わせてほしい。何故なら産まれたばかりの子供がいたから。この子供の精神にどんなにか暗い影を落とすかと思うと、今回ばかりは無責任と言いたい。自分という存在よりも、死という選択を取った事は後に残された子供の自分という存在の肯定を著しく低くする可能性があるからだ。
多分周囲の大人は、母親の死の真相をごまかすだろう。だがいずれどこからかバレる。どういう状況下でバレるかはわからないが、酷い場合だと悪童から暴言を浴びせられるだろう。
自分は自死よりも大切ではなかった、あるいは自分のせいで自死を選んだ、そう考え始めた時にどうやってこの考えを否定したらいいのだろう。子供を育てる義務がある、と自死を天秤にかけて自死を選んだという事が横たわる事実に対して。
自分の存在が自殺を思い留ませる価値にはならなかったのだから。
何が原因かは知らない、わからない、あまり興味はない。ただ産まれたばかりの子供がいるって知った途端に私の気持ちは非難にまわった。
どんな悩みがあったかは知らないが、でも言わせてもらう。無責任極まりない行為だ!
今回ばかりは罪は重い。