![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84300871/rectangle_large_type_2_4f2eb986cef3a12678763911ed4e60b9.png?width=1200)
世にも奇妙なニンゲン物語。
怪談話や肝試しより、まことしやかに語られる陰謀論などの現実世界がよっぽど恐ろしいご時世。。
江戸時代にもこんな奇妙な都市伝説はありましたが、信じる信じないはあなた次第です。
まずは江戸初期、駿河の医師の手記に
「予、一代に、女の陰門に蛇の入りたるを三度見たり」
ある秘策により、そのうちの一回は蛇を女の体内より取り出すに成功した
と書いてあったそうです。
その秘策とは蛇の好物、蛙を水の入った桶に泳がせ、その桶に女をまたがせて蛇が喰いつくのを待ったそうですが、、
腹に蛇の好む山椒の実を2〜3粒入れ、じっと待つコト数時間。
なんと陰門より蛙の様子を伺っていた蛇は這い出して蛙に喰いつき、見事女から蛇を引き離した。。
次いきます。
「人擬」(ひともどき)の話。
数百年前までは狸に虫に岩に皿、ありとあらゆるものが人間に化ける能力を持っていて、夕暮れに行き会う人々が大きな声で「お晩でございます」と、
持っている提灯を顔近くまで上げながら挨拶をするのは、自分がバケモノでないコトを証明していたそうです。
「誰(た)そ彼(かれ)あれは誰? 」と薄暗く人の見分けが付きにくい黄昏。
誰だか分からないけれど、いる。
そんな不安な状態は、大きな禍が起きる時刻「大禍時(おおまがとき)」とされ、「逢魔時(おうまがとき)」へと転じます。
ヒトかバケモノを見分ける目安としては、
「狐が化けているとクルブシが無い」
「闇夜でも着物の柄がハッキリ見える」などがあり、
他にも「誰だ?」と問うとバケモノの返事にはそれぞれ特徴があり、
土佐の狸は「ウラジャガ」(オラじゃが)
能登の河獺は「アラヤ」
加賀の亀は「ウワヤ」
などと答えたそうです。
現代もあなたの周りにもいるかも知れない人擬。もしかしたら宇宙人やどこかの国のスパイなのかも知れません。
友人の母親はつい先日、こんな「人擬」に出会ったそうです。
ラブホテル清掃のパートをしていた友人の母親は突然地震に襲われました。
するとセーラー服を着た中年男が慌てて部屋から飛び出してきて、友人の母親に真剣な面持ちで現在の状況を訪ね、その後はセーラー服を着たままロビーに待機し、ものすごい剣幕で携帯から会社に指示を出していたそうで、しばらく背筋が凍りついたそうです。
この世はどこに何が潜んでいるか分かりません。皆様どうかお気をつけ下さい。
天晴レにっぽん!