しこりを見つけた

きっかけはリンパマッサージ


ツヤ子は入浴中にリンパマッサージをする習慣がありました。
以前、勤務していたクリニックの同僚看護師に癌患者向けのリンパマッサージを勉強している人がいました。
その人はイタズラ好きで、よく色々なスタッフの背後から腕のリンパマッサージをして、痛がる姿を見て笑ってました。
それ以来、ツヤ子はリンパマッサージが習慣になったのです。(文章にすると結構ふざけてますね…。)


12月のある日、いつも通りリンパマッサージをしていると、右の乳房にしこりがあるのに気づきました。

生理前で乳腺が張ってる?
イヤイヤだったら左胸も張るでしょう。

鏡で乳房の形をチェックするとしこりがある場所はやや変形しているようでした。

大きさは紀州梅の種くらい…。
結構硬さもある…。

あーあ、癌かもなぁ…。
直感的思いました。

まずは確定診断せねば

くよくよしても仕方ないので、まずはこのしこりが何かを確定しなくては…。
良性ならそれでラッキーだし、ダメならそれはそれで何かを選択しなくてはなりません。

仕事に息子の受験、考えないといけないことが山ほどあった。

今までの記事で書いたように、保育園では大人達が色々揉め、そして家庭では二男が高校受験を控えていました。
その間をくぐり抜け、しこりの確定診断をしなくてはなりません。

『相性』と『御縁』

どこの医療機関がオススメですか?
この情報社会、スマホで調べれば口コミがわんさか出てきますね。
医療従事者として働いていた身としてはどの医療機関も頑張ってるよ、と思っています。

とりあえず行ってみて、あーあ、相性悪かったなぁ、と思ったら、じゃあ、次行ってみよう!でいいのではないかと思います。もちろん相性が良かったらラッキー!と、思って通院します。

ツヤ子が医療機関を選ぶ上で大切にしているのは『相性』と『御縁』です。

長期戦の可能性

もし、癌だったとしたら、長期戦を覚悟しなくてはなりません。そうなると、通院の利便性というのも医療機関を選択する上で大切になってきます。
ツヤ子は運転免許がないので、公共交通機関で通院しやすい病院を探すことにしました。

駅の看板で『御縁』を感じる

うーん、どこの病院行こうかなぁ…。
仕事休まなくていいところがいいなぁ…。
総合病院は平日診療だろうしなぁ…。

なんて、考えながら仕事帰りにヨロヨロと自宅の最寄り駅に向かって歩いていたツヤ子…。

『がん検診受けてますか?』

の文字が目に入りました。
ピンク色のその看板は乳腺クリニックの看板でした。
そのクリニックの立地は自宅の最寄り駅から電車で4駅ほど!しかも駅前徒歩1分!

(コレだな…。)
ツヤ子は思いました。

早速、帰宅後スマホでクリニックを検索…。

便利だな〜。

2年くらい前にできた乳腺クリニックのようでした。
初診でもスマホで予約ができるようです。
土曜も診療しているし、万が一、長期戦になっても通院しやすそうな感じがしました。
年末年始を挟むので予約できたのは1月になってからでした。
この時、スマホって、本当に便利だなぁ〜と、思いました。

スマホのない時代の受診


スマホのない時代、病院はとにかく朝早く行って、受付して、長時間待って、5分診察して、1時間位お会計を待って、1時間位お薬をもらうために待って、日が暮れる…。
そんな感じでした。

いや〜、医療業界進化してるね〜!

なんて思いながら、乳腺クリニックの予約をポチッとしました。

そしてとりあえず、年末年始はたっぷり寝ちゃうぞ〜!と思いました。




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