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言わずと知れた
サントリー佐治敬三さん
首都圏の大手小売店の会を「若獅子会」と名づけたのも、「ライオンになってキリンの足を食いたい」という一念からであった。
サントリービールはどうしてもキリンビールを追い抜けなかったようですが、「キリンの足を食いたい」大真面目な御発言なのでしょうが、大笑いしました。
(ちなみに私はサントリービールの方が爽やかで好きです)
芥川賞作家開高健さん
大江健三郎・大庭みな子さんなどと並んで難解な文章のようで若い頃手にもとれませんでした。
この本を読んで開高健さんに対する気持ちが柔らかくなり、初めて読んでみることにしました。まずは「輝ける闇」を図書館にリクエストしましたが
読む前から読み終えられるか不安です。
ベトナム戦記は有名ですが
ベトナム人(貧しい農民兵)もアメリカ人もベトコンも死んでいく。
「戦争に勝利者はいない」ということだと思う。その通りですね。
笑いながら読め、そして時に涙ぐむ、宝石のような言葉が、逸話が散りばめられています。
「神様のカルテ」 夏川草介さん
本屋大賞受賞・映像化など華々しいおすすめに誘われ読んでみました。
コミックのようにサラサラと読め楽しかったです。
医師になるには大学に6年行きそして研修医になり、何となく知ってはいましたが随分と時間がかかるものだなと思い、それなりに狭き門だと思うと共に、大学病院に残るにしても出るにしても大変な世界だと、昔読んだ山崎豊子さんの『白い巨塔』の時代と変わらない世界もあるような気がしました。