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子どもの可能性を引き出す親の関わり方
子どもの夢を後押しする親の役割
1. 「親の影響力は子どもにとって絶大」
幼い頃からスポーツに取り組んできた私ですが、親のサポートがなければ、今の自分はなかったと感じています。親が習い事やスポーツクラブに通わせてくれることに感謝するのはもちろんですが、子どもがスポーツを心から楽しむことを一番に考えてほしいと強く思います。
楽しい、好きと思えることがなければ、続けることも、その先で努力を積み重ねることもできません。継続することでしか得られないものがスポーツにはたくさんありますが、それを支えるのは「楽しさ」です。
2. 「優勝したら他のスポーツもしていい」
私が幼少期、母は「レスリングで優勝したら他のスポーツもしていいよ」と言ってくれました。私は準優勝でしたが、母は自分の好きなことをして良いと声をかけてくれました。
このように、親が子どもの目標をサポートしつつも、楽しみを持たせる工夫は子どもの成長に大きな力を与えるのだと感じています。
3. 「親の言葉の影響力」
親の言葉は子どもの心に大きな影響を与えます。私が中学生の頃、試合で負けた後、父が「こうしたほうがいい」とアドバイスをしてくれることがありました。父はスポーツ好きで、たくさんの知識を持っていましたが、レスリングの経験者ではありません。そのため、当時の私は「経験したことがないのになぜそんなことを言えるのか」と感じ、不快に思うことがありました。
親としては応援する気持ちからの発言だったと理解していますが、当時の私にとってはプレッシャーとなる場面もありました。この経験から、「親の一言が子どもの心にどう響くか」を意識するようになりました。
4. 「親が未経験でも子どもを支える方法」
レスリングの普及を考えたとき、親がレスリング未経験の場合、どうサポートしていいかわからないという声をよく耳にします。そのため、私はSNSを通じて、未経験の親でも理解しやすいように基本的な技術や考え方を発信しています。例えば、「なぜこの動きが必要なのか」「どのようにサポートすればいいのか」を具体的に伝えることで、親が子どもに理不尽なアドバイスをしてしまう場面を減らせればと思っています。
実際、小学生の大会に行くと、「SNSで学んでいます」「とても参考になります」といった感謝の言葉をいただくことが増え、親と子どもが一緒に成長していける場を作れていると感じます。
5. 「親のエゴにならないために」
親が子どもを応援する気持ちはとても大切です。しかし、子どもは親のエゴで動くべきではありません。親が言う一言には、子どもの人生を大きく左右する力があります。だからこそ、子どもがスポーツを楽しみ、夢中になれる環境を作ることが重要だと思います。
私はこれからも正しいレスリングの知識を伝え、親が子どもを支える方法をサポートしていきたいと考えています。親が子どもの一番の応援団であり、一番の理解者であることが、子どもの可能性を広げる鍵になるのです。
最後に
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
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