My First Ball🏀

「MyFirstBall」で広がる子どもたちの笑顔

初めての参加は2023年5月終わり

私が初めて「MyFirstBall」（以下、MFB）に参加したのは、2023年5月の終わり頃でした。この素晴らしい取り組みを主催しているのは、ラグビー選手の石井魁さんが代表を務める一般社団法人ForYourFutureです。

このプログラムでは、子どもたちにスポーツを教えるのではなく、ボールを使った遊びを通じて「自分らしさ」や「楽しむ力」を育むことを目指しています。私もこの活動に深く共感し、参加するたびにたくさんの学びと感動を得ています。

「MyFirstBall」とは？

MFBの目的は「スポーツを教えないボール教室」です。驚くかもしれませんが、子どもたちに競技指導を行うことはありません。その代わり、子どもたちとアスリートが一緒にボールを使って遊ぶことで、以下のような力を育むことを目指しています。

• 主体性
• 多様性への理解
• 自己肯定感の向上

活動の中では、子どもたちの「知らない」を「楽しい」に変えることを大切にしており、自由な発想や創造性を引き出す場として設計されています。

プログラムの内容

1. 知る時間

MFBの最初のステップは「知る時間」です。この時間では、常時用意された30種類以上のアイテムを子どもたちに紹介します。また、一緒に遊ぶアスリートの紹介も行い、どんな人と遊ぶのかを知ることで安心感を生みます。

私が初めてこの時間を体験したとき、目を輝かせる子どもたちの姿がとても印象的でした。知らない道具に触れるワクワク感は、大人になっても忘れがたいものです。

2. 触れる時間

「触れる時間」では、子どもたちが実際に様々な道具を使って遊び始めます。ここでは、アスリートがリーダー役となり、子どもたちがチームで協力して課題に挑みます。

例えば、私が参加したときは、大きなバレーボールや小さなゴルフボールを使ってチーム戦を行いました。子どもたちはお互いに声を掛け合いながら、一緒にゴールを目指していました。この協力する姿勢こそが、MFBの魅力の一つだと感じました。

3. 考える時間

次に用意されているのは「考える時間」です。この時間では、子どもたち自身が「あのボールの方が良かったかもしれない」「どうしたらもっと上手にできるかな？」と考える時間を持ちます。

これは、ただ遊ぶだけではなく、自分たちで工夫する力を育む大切な時間です。私が見た子どもたちも、「次はこうしよう！」と積極的に意見を出し合っていました。この姿を見て、大人が教えるよりも、自分たちで考える方がずっと学びが深いことを再認識しました。

4. 自由に遊ぶ時間

「自由に遊ぶ時間」では、子どもたちもアスリートもそれぞれが好きな遊びをします。ボール遊びでもかけっこでも、遊び方は完全に自由です。この時間が子どもたちにとって一番の楽しみかもしれません。

自由に遊んでいる子どもたちを見ていると、その無邪気さにこちらも元気をもらえます。私自身も子どもたちと一緒に思いっきりボールを蹴ったり、笑いながら走り回ったりしました。

5. 想いを言葉にする時間

MFBで最も大切にしているのが「想いを言葉にする時間」です。この時間では、子どもたちが感じたことや楽しかったことを言葉にして共有します。

「さっきのゲーム、めちゃくちゃ面白かった！」
「新しいボールに触れられて嬉しかった！」

こんな風に、自分の気持ちを言葉にすることで「楽しい」という感覚がさらに深まります。この時間に立ち会うと、子どもたちの成長を目の当たりにして感動せずにはいられません。

私が感じたMFBの魅力

MFBの活動に参加して感じたのは、「教えないことの力」です。大人が教えるのではなく、子どもたちが自分で学ぶ場を提供することが、彼らの成長を促します。

また、アスリートと一緒に遊ぶことで、「こんな大人になりたい」と憧れを抱く子どもも多いようです。私自身も、子どもたちから学ぶことが多く、毎回新たな気づきを得ています。

まとめ：「知らない」を「楽しい」に

「MyFirstBall」は、子どもたちの未来を明るく照らす素晴らしい活動です。子どもたちが自由に遊びながら、自分の可能性に気づくきっかけを与えてくれる場は、貴重で意義のあるものだと実感しています。

この活動を通して、多くの子どもたちが「知らない」を「楽しい」に変えていく瞬間を目の当たりにしてきました。これからもMFBを応援し、関わっていきたいと思います。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
もしこの記事が少しでも心に残ったり、共感いただけた場合は、「スキ」や「共有」をしていただけると嬉しいです。

また、ご感想や気づいたことなどがありましたら、ぜひコメントをお寄せください。
皆さまの言葉が、今後の記事作成の励みになります。

どうぞよろしくお願いいたします🙇