僕の人生を豊かにする方法
自分を大切にしてくれる人を大切にする
人生には限られた時間があります。その大切な時間を「自分を大切にしない人」に使う必要はないのかもしれません。私たちの時間には限りがあるからこそ、「自分を大切にしてくれる人」を大切にすることが、きっと心地よい生き方につながるのだと思います。
私自身、これまでの経験の中で気づいたことがあります。どんなに頑張っても、人は他人の気持ちをすべて理解することはできませんし、逆にこちらの気持ちを理解してもらえないこともあります。そんなとき、無理をしてまでその人に合わせる必要はないのです。たとえば、誰かに一方的に何かを言われたとしても、その言葉に縛られて行動する必要はありません。自分が大切にしたい人や時間にもっと目を向けることで、心が楽になることを感じました。
自分を大切にしてくれる人との時間を、もっと大事にしていきましょう。それが、自分自身の人生を豊かにしていく大きな一歩だと思います。
SNSとの向き合い方
今の時代、SNSは誰でも簡単に日常や思いを共有できる場になりました。ですが、SNS上では知らないうちに「マウントの取り合い」が起きてしまうことも少なくありません。私自身は、他人と比べるようなことに興味がないため、そういう競争の中にいる気がしません。
「じゃあSNSをやめればいいじゃないか」と思う方もいるかもしれません。でも、私はSNSをただ人と比べるために使っているわけではありません。SNSは、私が「学んだことや感じたことをアウトプットする場所」だからです。人前で自分の考えや経験を話すことが苦手な人も多いかもしれませんが、私はどちらかというとなんでもはっきりと言ってしまうタイプです。
たとえば、レスリングで日本一を取った経験を発信したとき、SNS上でいろいろな反応がありました。応援してくれる人もいれば、顔も名前も出さずに批判をしてくる人もいます。でも、私はそういう匿名の言葉にはあまり興味がありません。それよりも、自分の経験や努力を正直に発信して、それを見た誰かに良い影響を与えられたら、それだけで意味があると思っています。
時間は限られているので、SNSでも「自分にとって価値があること」にだけ時間を使うほうが良いと感じます。
他人と比べずに「自分らしく生きる」
何かをやるとき、どうしても人は「他人と比べてしまう」ことが多いです。誰かよりも優れていると感じれば安心し、逆に自分よりもすごい人がいると焦ってしまうこともあるでしょう。でも、どんな世界でも「上には上がいる」のが現実です。だからこそ、比べるのではなく「自分だけの価値」を大事にしたほうが生きやすくなるのだと思います。
「No.1になること」も素晴らしいことですが、私は「Only One(たったひとつの存在)」であることがもっと大切だと考えています。レスリングで結果を残したときも、周りからは「勝って当たり前」と言われることがありました。ですが、私は自分がやりたいからやっていたし、勝つことだけが全てではありませんでした。その中で感じたのは、「他人ではなく、自分の成長や目標に向き合うことが大事だ」ということです。
たとえばスポーツでも、誰かと比べて勝つことだけを目指すのではなく、自分がどれだけ成長できたかを感じることで、もっと楽しめるようになります。他人と比べることで心が疲れてしまうなら、自分らしく「これが自分だ」と胸を張れる生き方を選びましょう。そのほうが、きっと楽しく、毎日が充実したものになるはずです。
効率よく時間を使うことの大切さ
私が大事にしているのは、「無駄なことに時間を使わない」ということです。もちろん、効率が全てではありませんが、どうでもいいことで頭を悩ませたり、労力を使ったりするのはもったいないと思います。
たとえば、私は「回りくどい言い方」や「遠回しな言い回し」があまり得意ではありません。何かを伝えるなら、単刀直入に話すほうが早いし、相手にもちゃんと伝わると考えているからです。これも自分なりの時間の使い方だと思っています。
時間は誰にでも平等に与えられています。でも、その時間をどう使うかは人それぞれです。私は「自分が本当に大事にしたいこと」に時間を使うようにしています。自分の成長のため、家族や友人との時間、そして新しいことへの挑戦――そういうことに時間をかけることで、毎日を充実させることができるのです。
最後に:自分を大切にすることが人生を豊かにする
私たちの人生には、限られた時間しかありません。その時間を「自分を大切にしてくれない人」や「他人と比べること」に使うのはもったいないです。それよりも、「自分を大切にしてくれる人」を大事にし、自分のやりたいことや目標に向き合うことで、もっと楽しく、充実した毎日が待っているはずです。
SNSでも、日常生活でも、自分らしく正直に生きることが、きっと一番の幸せにつながるのだと思います。私自身も、これからも自分の時間を大切にして、前向きに生きていきたいと思っています。