ラグビー選手向けタックルコーチング🏉
タックルコーチングとは
昨年レスリングを引退してから指導者としての活動を少しずつ開始しました。今年1月にはサッカーチームにレスリングフィットネスを行い、現在はラグビー選手やチームの方とタックルコーチングについて話をしています。
私は、小学校3年生の11月から小学校を卒業するまでレスリングと並行してラグビーもやっていました。ラグビーを始めた当初は体が大きかったこともあり、フォワードというスクラムを組むポジションをしていましたが、ルールがわかるにつれて、ボールを持って走ることが多いバックスをやることが増えました。主にスタンドオフとセンターをやっていました。白いヘッドキャップのセンターが私です。
ラグビー界でタックルを指導しているレスリング経験者は多数存在するようですが、ラグビーもレスリングも経験している指導者は今のところ聞いたことはありません。
レスリングでは、練習メニューに打ち込みやスピードタックルなどタックルを入る練習を何度も反復します。23年間レスリングをしてきた私は今までにタックルに入った回数が100万回は優に超えていると思います。たくさんタックルに入ってきた私だからこそわかること伝えられることがあります。
そもそもラグビーの練習では、限られた時間の中で、スタミナをつけるランニングやパワーをつけるウエイトトレーニング、チームで行う連携の練習など取り組むべき練習が多いためタックルの練習に避ける時間があまり多くはありません。しかしながら、タックルを専門とする指導者もおらずタックルの練習が疎かになっていることもまた事実です。少ない時間で取り組まなければならないからこそ質の高いタックルの練習が必要となってきます。
そこで『タックルコーチング』が今必要なのです。
近年タックルの反則が厳しくなっているラグビー界では、正しいタックルが重要となってきます。
正しいタックルを身につけるメリット
確実に相手を倒すことができる
倒した後の動きがスムーズになる
怪我の予防につながる
タックルの受け方がわかるようになる
タックルコーチング3ステップ
私はタックルコーチングの導入として3ステップを準備しています。
タックル基礎
タックル実践
タックル応用
1.タックル基礎
正しいタックルの基礎を知る。
タックルのポイントや意識づけを通して、どうしてタックルで相手を倒す事ができるのかを頭で理解する。
2.タックル実践
正しいタックルで強いインパクトのタックルができるようにする。
タックルに入る際のポイントや意識づけを体の感覚で覚える。
3.タックル応用
動きの中で正しいタックルが入れるようにする。
正しいタックルをラグビーに落とし込む。
タックルの受け方を理解する。
この3ステップでタックルを身につけると意識をしなくても自然と正しいタックルが入れるようになる。はじめは正しいタックルを意識して回数をこなす必要があります。
またレスリングと異なり1対1のみならず1対2などチームで戦えるのもラグビーの魅力の一つだと思う。チームワークを活かすためにも一人一人の個の力を底上げすることでチーム力も向上に繋がる。
結局は強い意志を持って取り組み続けられるかが全てです。私はそのための正しい知識を提供することしかできません。継続するかどうかはチームの指導者や選手自身次第ですが、継続しなくてはならないと感じてもらえるようなタックルコーチングを心かげます。
ラグビー界のタックルに革命を
どのくらい時間がかかるかはわかりませんが『ラグビー界のタックルに革命を起こしたい』とずっと思っていました。特にラグビー選手にはタックルの常識を疑ってほしいです。日本のラグビー界のタックルにおいてはとても伸び代を感じます。
近年日本ラグビーは世界の強豪国入りしているように見受けられますが、世界トップの国と対等に戦い、勝利するためのカギとなるのはやはりタックルだと確信をしています。
日本のラグビーが世界でより活躍するための支えになることができたらとても嬉しく思います。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
タックルコーチングに興味がありましたら、お気軽にご相談ください。
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