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2度のバリューズカードで手放せなかった2つの価値観

連休初日に、コミュニティのメンバーでバリューズカードというゲーム形式のワークを楽しんだ。
(内容をものすごーくざっくり説明すると、価値観の書かれたカードをお題に沿って選ぶワーク。詳細は公式サイトをご覧ください。)

3時間のうちにメンバーを変えて2回、「人生で大事にしたいら5つの価値観」というテーマに取り組んだ。

私が2回とも残した価値観が「つながり」と「誇り」。
2度目はできるだけ類似語に置き換えられないか挑戦したけれど、この2つに替わる言葉はなかった。

「つながり」を選んだ理由は単純だ。

家族・友達・恋人、それ以外の関係性でも私が好きだと思う人みんなが大事だから。
いろんな人間関係を包括できるじゃん!と欲張りが意味を都合よく解釈して選んだ。

一方で「誇り」はなんだろうか。

ゲーム中はうまく言語化できなかったけれど、よくよく考えると昔親友から受け取った原点を意味していると思う。

大学時代の就活中、他己分析をしてもらうといいと言われた。
そこで幼馴染の親友に私の長所と短所、その理由となるエピソードをLINEで尋ねることにした。

親友には申し訳ないけれど、正直なところ就活のためではない。
いつも会話の9割がふざけているので、就活を口実に彼女の目線から見た私を知りたいという乙女心(?)だった。

とはいえシャイな彼女のことなので、ジョーク混じりのおふざけな回答がくるかもしれない。
そう予想していたけれど、なんとスマホの画面に収まりきらない長文が返ってきた。
そのほとんどが長所。短所は遠慮がちに3行のみだった。もう少し書いていいんだよ。

長所の中には、私がとあることで悩み手探りしていた時期の様子も含まれている。
彼女とその話をしたことはないけど、きっと感じるものがあったのだろう。当時の私の心情を想像しながら書いてくれていて、悩んだ自分が救われるようで、とてもうれしかったのを覚えている。

もうひとつ印象的だったのは「友達からみた自分」を初めて知ったことだ。

彼女含め友達のことは好きだけれど、好きすぎるあまりに「気が合うのは感じてるけど、どうしてこんな素敵な子たちが私と仲良くしてくれるんだろう…?」と不思議に思うことがしばしばあった。

けれどこの他己分析により少しの自信がもてた。
彼女の書いてくれた長所が、私が友人たちに感じるものと似ていたからだ。
気づいてなかっただけで、実は私も共通する部分があるのかも。「類は友を呼ぶ」だったのかも。
信頼する友人の言葉だからそう思えた。

長文LINEはスクショして迷ったときの大事なお守りになっている。
もしこの先友達と関係が変わることがあったとしても(ないと信じたいけど)、あのときもらった言葉に恥ずかしくない自分でいたい。
そして、そんな私の周りにいてくれる人たちを大事にしたい。
その世界観まるごとが私の思う誇りなのかもしれない。

そんなことを考える3連休最終日の夜。



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