動きの速い被写体を捉えるための6つのテクニック
動きの速い被写体を撮影するのは、写真撮影において大きな挑戦です。しかし、適切なテクニックを使えば、鮮明で美しい写真が撮れます。
1. 速いシャッタースピードを使う
動きの速い被写体を撮影する際に最も重要なことは、速いシャッタースピードを使うことです。シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いている時間の長さを表します。シャッタースピードが速いほど、被写体の動きを止めて撮影することができます。
一般的に、動きの速い被写体を撮影する場合は、シャッタースピードを1/1000秒以上にする必要があります。ただし、被写体の動きや撮影環境によって、適切なシャッタースピードは異なります。
2. ISO感度を上げる
速いシャッタースピードを使うと、カメラに入る光の量が少なくなります。そのため、ISO感度を上げて、カメラに入る光の量を増やす必要があります。
ISO感度は、カメラの感光度を表します。ISO感度が高いほど、暗い場所でも撮影することができます。ただし、ISO感度を上げすぎると、ノイズが発生する可能性があります。
3. 一脚を使う
動きの速い被写体を撮影する場合は、一脚を使うことも有効です。一脚を使うことで、カメラを安定させることができ、ブレを防ぐことができます。
一脚を使うことができない場合は、壁などに寄りかかって撮影してみましょう。
4. 連写モードを使う
動きの速い被写体を撮影する場合は、連写モードを使うことも有効です。連写モードを使うと、カメラが連続して写真を撮ります。その中から、ベストショットを選ぶことができます。
カメラボディを選ぶ際は、秒間撮影枚数が多いカメラを選びましょう。
5. 被写体の動きを予測する
動きの速い被写体を撮影する場合は、被写体の動きを予測することが重要です。被写体の動きを予測することで、シャッターチャンスを逃さずに撮影することができます。
スポーツ写真を撮りたい方は、自身がその競技自体に経験した事があったり、興味がある種目を選ぶと、より予測がしやすくなります。
6. 置きピン
予測が出来る場合は、置きピンというテクニックを使うのも有効です。
事前に被写体が通る場所にピントを合わせて、被写体がそこを通ったら、シャッターボタンを押します。メリットは構図を決められる事。デメリットは撮影枚数が少なくなる事です。
お子様の徒競走など走る場所が決まっている時に使うと効果的です。